『へタレなので最初から腰が引けているが、一番まとも』
日本のマスコミは全員が愛国的なのか、『中国が一方的に悪い』(日本が全面的に正しい)と尖閣諸島問題で日中両国の騒動を挙国一致で最大限、煽りに煽っていた。
尖閣問題に関しては右の産経も左の赤旗も同一主張で有り、メディア全員が『同じ』だった。
『違い』が無いのである。
6月18日付け毎日新聞のオピニオン記事『海峡 ニッポン 』第6回『尖閣諸島』には、今までマスメディアが全員一致で隠し続けいていた『真実の断片』(小渕書簡)が書かれている。
大勢から見れば『蟻の一穴』で些細な出来事であるが、今までの流れが変わる、潮時が来たのだろうか。
日中両国間には尖閣諸島を含む北緯27度線以南の海域では、すでに小渕書簡などで示されている正式な国際条約が存在しているのである。
そもそも日本政府が国際法を遵守する限り、日中の間では争いの余地が少しも無い。
ところが尖閣の『真実』(日本側の無法行為)を全員で隠蔽して、日本政府やマスコミが中国との騒動を何年間もわざと煽っていた。
日本全体の極度な『右傾化』の極みであり、『死に至る病である』と断定できる。
台頭する中国を叩く必要性があるなら、日本はもっと早く行うべきであった。
最早手遅れ。20年程度遅すぎる。
いくら最善手であったとしても手順前後すれば勝負に負ける悪手となるのは囲碁や将棋では常識である。内容よりも行う時期が一番肝心で、正否を分ける大問題なのです。
今では世界第二の経済大国にまで成長した中国相手に、余りにも危険すぎる無謀な冒険であり勝算が無い。
日本が必ず失敗する。
大局が見えない蛸壺的な偏狭なナショナリズムの極みで、挙国一致で大失敗した70年前とおなじ種類の間違いであり、成功する筈が無い無茶苦茶な試みである。
『9割がゴミの毎日オピニオン記事「海峡 ニッポン」の不思議 』
毎日新聞オピニオン『海峡 ニッポン』の初回は2013年4月2日(エイプリルフールの翌日)に掲載されていた。
4月の記念すべき第一回目の『八重山と台湾』は、今回と同じ尖閣諸島を取り上げている。
ところが初回は今回と同じ第11面を全紙面使った力作だったが、見出し以上に大きい活字を使った『台湾と沖縄の漁業は本来一つ。生活のために、すっと一緒にやってきたんだけどな。』との小見出し以上の内容がない駄作中の駄作。
何度読んでも何が言いたいのか、何が書いてあるのかが誰にも分からない。
『海峡 ニッポン』の5回目までは読むに値しない。基本的にゴミである。
何故毎日は無意味なゴミ情報をばら撒くのか。
戦闘機が敵対する空域を飛行する時には攻撃を回避する目的でアルミ片とかファイアーボールを大量にばら撒いて、対空ミサイルのレーダーや赤外線の照準を狂わす。
今回尖閣問題の報道で、同じことを毎日新聞が行っていた可能性がある。
毎日新聞オピニオン『海峡 ニッポン』の5回目までのゴミ記事は日本国のタブー中のタブー、恐ろしい禁忌である小渕書簡を報道するための巧妙な布石(偽装の為の煙幕)だったのだろうか。
『見出しと中身が180度違う毎日記事』
そもそも今回の6月18日付け毎日新聞のオピニオン記事『海峡ニッポン 』の第6回『尖閣諸島』だけが、今まで何年間もマスコミで流されていた金太郎飴のような同一報道と正反対。180度内容が違う不思議。
しかも大きく掲げている『見出し』と、書いてある事実とが矢張り180度違う不思議の二乗。
普通なら、このようなことは起きない。
今までは日本のマスメディアは左は共産党機関紙赤旗から右は産経まで全員一致で、『中国が尖閣諸島の領有を主張して、日本に圧力をかける目的で、違法に大量の中国漁船を出漁させている』と報道していた。
今回の『海峡 ニッポン 』第6回『尖閣諸島』でも、実は見出しだけは以前と同じだった。
『監視船の存在示すことが重要』とか、『日韓で中国に圧力を』との毎日新聞が付けた『見出し』を見れば、誰でも今までと類似した『悪い中国と、正しい日本』との金太郎飴の同一記事を連想する。
ところが書いてある中身が大違い。
羊頭狗肉の反対の、摩訶不思議な出来上がりである。
日本の大手メディアとしては唯一毎日新聞だけが日本国のタブーに切り込んで、厳重に隠蔽されていた『真実』を報道しているのですから驚きである。
『尖閣海域での操業を自粛する中国漁船』
『海境・ニッポン:第6回 尖閣諸島』であるが、実に不思議な構造になっている。
最初の半分以上は何時もと同じ意味不明のゴミ情報。後半部分も矢張り読む価値が無いゴミである。
ところが真ん中部分に、突然とんでもないことが書いてある。
『浙江省や福建省など東シナ海に面した漁港をめぐると、実際には尖閣諸島という言葉に顔を曇らせる漁師が目立つ。5月上旬、訪れた浙江省温嶺市石塘鎮にある漁港で出会った大型漁船の船長は「釣魚島はダメだ。昨年末ごろから地元政府に行くなと言われるようになった。観光客に20万元(約300万円)払うからと頼まれたこともあるが断った」と首を振った。』とか、
『福州市連江県の漁港でも同じ。潮の引いた浜辺で漁船のペンキ塗りをしていた船長は「昔は普通に釣魚島に行くことができたが、4、5年前から日本の公船から妨害を受けるようになった」。』
日本の今までのマスコミ報道とは書いている内容が正反対。もちろん見出しとも正反対。
毎日に何が起きたのだろう。
『争いを避けるため、尖閣出漁を止めていた中国当局』
驚きの中国漁船の船長の証言に続いて、さりげなく小さく書かれているが、この後の『第6回 尖閣諸島』には、もっと驚く驚愕的な証言が綴られているのです。
中国の漁港にある海上警察など公安部門(旧・辺防総隊)も、尖閣への出漁自粛の方針を採っていると言うから驚きだ。
『「彼らも中日間で争いが激しいから行くなと指示を出している」。船長はそう付け足した。』
これ程重大な驚愕の新事実が、『見出し』にならないとは絶句するしかない。
毎日新聞は、読者の誰にも気がついて欲しく無かったのだろうか。
毎日の書き方では中国当局が日本との騒動を抑えようと必死になっている真実の姿は誰も気が付かない。
『小渕書簡(治外法権の不平等条約)』
『日中漁業協定は・・・尖閣諸島を含む27度以南は・協定署名当時(1997年)の小渕恵三外相と徐敦信駐日大使は「当該水域において漁業に関する自国の関係法令を適用しない」・・自由な操業を認めている。』
(海境・ニッポン:第6回 尖閣諸島毎日新聞 2013年06月18日)
1997年の日中漁業協定には、日本が実効支配する尖閣のセの字も無い。
当該水域内に尖閣諸島があるのに、『領海』での操業問題には日本側は一切触れていない。
外国相手の条約として不可解で不完全、摩訶不思議な代物で、北緯27度線以南の中国漁船の自由操業を無条件で認めている『治外法権の不平等条約』なのです。
しかし、国際条約は国内法に優先する。
条約の文言は、『27度線以南の無条件の自由操業』なのですから、当然尖閣諸島の領海の内外を問わない。
日本側が行った中国漁船の摘発は、条約に照らし合わせれば完全に違法だったのである。
『原発事故の小児甲状腺癌発症でも』
2013年2月13日に北朝鮮核実験の大騒動に紛れて、小児甲状腺癌の『3人確定、7人疑い』と発表する。
福島県は、『誰にも知られないよう』に苦労しながら重大発表をこっそり行った。
この時に、日本のマスコミとしては唯一毎日新聞だけは、『甲状腺がんと判明した3人以外の、「疑い」の7人は約8割の確率で甲状腺がんの可能性があり検査結果しだいでは今後、最大10人に増える』と恐るべき真実を報じている。
(事実は甲状腺検査の責任者である福島県立医大の鈴木真一教授は「細胞診断の精度は9割」と発言している)
福島県検討委の2月13日発表の『3人確定、7人疑い』が何れも細胞診が『陽性』の意味であり全摘出手術の『前か、後か』の時間的な違いしか無い。
9割の精度を8割と値引きしたのはご愛嬌だが、この『驚愕の事実』をすっぱ抜いたのは毎日新聞だけだった。
他のマスメディアは共産党機関紙赤旗を含め全員一致で福島県(日本政府)の姑息で卑劣、非人道的な印象操作に協力して、恐るべき『真実』を伏せて仕舞う。
報道機関としては完全な自殺行為である。
大本営発表を垂れ流すマスメディアは、社会にとって存在する意味も利益も無い。
『情け無いし、腹立たしい』
全員一致で危険性を隠蔽してレベル7の原発事故を招いた極悪原子力ムラの悪事と同じで、マスメディアが挙国一致の大政翼賛会では間違いなく日本が滅びる。
放射性汚染物質による小児甲状腺癌についてはこれ以外にも、毎日新聞だけは小児甲状腺検査判定結果の『市町村別の一覧表』が、何と事故があった2011年度分だけであり、以後の作成が中止されている事実を報道している。
既に世間に一部流出している市町村別判定結果であるが、なんとも不思議な意味不明の経過を辿っている。
『市町村別の甲状腺検査結果』とは、福島第1原発事故と小児甲状腺癌の因果関係を決定付ける確実な証拠である。
原発からの距離の違いで小児甲状腺がんの発症数に違いがあれば、放射能被害が明確になる。
市町村別判定表を外部に流出した『初回分以外は作らない』との福島県と態度は、政府や東電と一体になって放射能の被害を隠蔽するとの邪まな悪巧みである。
この『市町村別の一覧表』の恐るべき事実を、日本で報じたのは毎日新聞だけだった。
ただし、基本的にへタレなので毎日の『正しい報道』とは残念ながら出来る限り小さく(誰も気がつかないように)目立たないように書いてある。
しかも一回限りの限定である。
他の紙面では、全て他社と同じ記事で違いが無い。
情け無い話ですが毎日新聞も産経も赤旗も、日本の全てのメディアが尖閣とか小児甲状腺癌の爆発的発症では横並びの金太郎前のような同一の嘘八百の大本営発表を、恥ずかしげも無く行っているのである。
何故此処まで日本のマスメディアの根本が、恥知らずにも全部腐ってしまったのだろうか。
何とも不思議である。
『全員が知っているが、黙っている不思議の国日本』
隠して隠せるなら意味があるが、・・・今は、原発事故から2年3ヶ月後ですよ。
2~3年後には福島第一原発事故の放射性汚染物質による健康被害が、誰も否定出来ない凄まじい結果になっているのは明らかなのです。
これから放射線による健康被害が段々酷くなり、2~3年後には爆発的に酷くなる。
日本崩壊までの時間的な余裕はあと少し。
放射線によって福島の蝶に異変が出ているのは早い段階で指摘されていた。
昆虫だけではなく今では人類に一番近い生命である日本ザルでも福島県で異変が出ている。
人だけが被害が無いなどは有り得ない。
必ず影響する。
双葉町は疎開していた庁舎を福島県内に移転したと報道されているが、除染したから住民を帰そうとの目論見なのでしょう。
疑うことを知らない善良な日本人を使った悪魔の飽食731部隊の壮大な人体実験を日本政府は行う心算なのでしょうか。
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2011年12月11日 | 政治
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