ようこそ
豪雨による大変な災害が、西日本で発生し多くの方が犠牲になった。お気の毒としか言いようのない災害です。謹んでお悔やみ申し上げます。
大学の友人が、愛媛県松山市、広島市、岡山県美作市に在住していましたので、連絡を入れてみると幸い三人とも無事だったようで安心した。彼らは毎年、年賀状で文通をしていたのだが、久しぶりに話をする事となった。みんな元気そうで安心した。
さて、先月6月に35年振りとなる高校の同窓会を行った。記録係として自己犠牲をして撮影してくれた男性からDVDに編集したので送ると言う事であった。私が幹事をしていたのだが、映像による記録の事まで思い浮かばずに、企画して依頼していた訳では無かったのだが、彼のお陰で素晴らしい記念のDVDが完成した。勿論、予算に余裕が無く彼の自己負担での作成となってしまったが、大人しく真面目な彼らしい行動に感謝した。
自分の飲食を犠牲にしながらも一生懸命に撮影している様子が、映像で手に取るように分かる。私も昨日は、届いたDVDの映像を見ながら、少し薄れかけていた思い出が、一気に甦った素晴らしい作品である。
自己紹介を一生懸命にする人。無視して、おしゃべりに夢中な人。酔っぱらっている人。などそれぞれだが、63歳とは思えない笑顔の花が咲いている。
人それぞれに人間関係があり、それそれの距離感も違うが、同窓会と言う人間関係は特殊な関係だ。最初の数十分は遠慮もあるが、30分も経つと45年前の高校生に戻っているから不思議である。
闘病生活中は、まさかこんな時間が訪れようとは思わなかった。病床のベットで高校時代、大学時代に想いを馳せた事は何度か有ったが、現実になるとは夢にも思わなかった。こうして生きていればこそのご褒美だ。あの時に諦めていたら、こんな素晴らしい楽しい思い出の一ページを心に残す事は無かったであろう。
多くの皆様に陰ながら支えられ、大成功の楽しい一時を作る事が出来て、本当に満足している。
次回の開催も誰一人欠ける事なく、健康に参加できるように体に気を付けて、精進したいものである。一番精進が必要なのは、私かも知れないが・・・・・・・
63年間の人生の僅か3年間の付き合いで有ったが、同級生は良いものだと痛感した。
今は、パワハラなどの事もあり、職場の部下でも呼び捨てにする事が、少なくなってきた昨今で、呼び捨てやニックネーム、何々ちゃん、何々君と呼び合えるのも同級生で有るが故の言動だ。ありがたいことである。
しかし、180名の同級生の内に16名の人が、すでに亡くなっている事も忘れてはならない。また、事情で参加できなかった人も数多くいた。参加している人は、それなりの社交性を持ち、それなりの生活をしている人達である。今回は欠席者への後追いの連絡はしなかった。しなかったと言うより、しないほうが良いと考えたからだ。おそらく、それぞれに事情もあると考えたからだ。
こうして幹事までさせてもらって、本当に私は幸せ者だ。会場でも「伊藤」「伊藤君」「修生」などの声を掛けてもらい、感謝感激の一日であった。二次会にカラオケに行き、再び盛り上がった。当然の事ながら「ナツメロ」ばかり遠方は横浜から参加してくれた女性もいたので、16時30分にお開きとした。電車の時間の事もあるが、最高潮で終わるのも次回に繋がって、良いと思ったからだ。あまりダラダラと引きずっても良くないと思ったからだ。「腹八分目」とはよく言ったものだ。
又の再会を皆で約束して、終宴としたが、後ろ髪を引かれる思いの一日であった。
では又ね
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