ようこそ
豊岡市の各地で秋祭りが行われ、台風一過の快晴の元で盛大に勇ましい掛け声が響き渡った。この時期は、私の会社も各地にお祭り用のお料理を目いっぱい届けた。
毎年、この時期にお料理を注文してくれる中学の同級生が居るのだが、彼も私と同じ平成27年に肺がんの手術を受け、お互いに励まし合い情報交換をしながら慰め合ってきた、いわばガンの戦友である。
彼は、その後には動脈瘤の手術も受け、養生を続けていたのだが、今年の料理の配達時に前回の手術をした左肺から右肺の転移が見つかり、精密検査中である事を聞かされた。
最初の手術から5年が経過して、ガン治療としては一応の完治を迎える時期であったのだが、完全には終わっていなかったようだ。
夫婦の話では、最近は少し息苦しい様であったが、それでも日常生活に大きな支障はなかったようだが、大きなショックを受けていた。昨日の15日には、MRIやペットCTなどの検査が予定されていると聞いた。何とも悲しい出来事である。
私も、これまでの定期検査では順調に回復していて、転移や再発は見つかっていなかった。来年の4月には泌尿器科である膀胱がんや前立腺がんも術後5年を迎え、区切りの時期を迎えていた為に大きな衝撃にかられた。
初期である事を願うばかりであるが、既に左肺も多くを摘出しているので、右肺もとなると日常生活にも支障をきたす。お互いにガンの闘病と言う事も有り、同級生と言う感覚より、同じ悩みを共有する同業者という感覚で接してきた。実に悲しい偶然にも福祉の仕事をしている奥さんの苦悩も見ていて痛々しい。
気を付けると言っても、彼も定期検査には欠かさず通い、無理をせず節制しながら生活して居たようだが、これ以上の気を付けようがない中での出来事である。
何とか無事を祈るしかないが、頑張れ
台風19号で大きな被害を受けられた方には、お悔やみとお見舞いを申し上げますが、報道されない多くのガン患者の方、闘病中の方にもお見舞い申し上げます。
では又ね
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