人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

定期健診を受診

2019年10月01日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

昨日は、地元の豊岡病院の泌尿器科の定期健診に出かけた。手術から4年が経過している為に、定期健診も半年ぶりである。

月曜日と言う事もあり、駐車場も満車だろうと思い原付バイクで出かけた。今日は、転移と再発の検査と以前に指摘されていた胆嚢ガンの結果を聞く日だ。何時来ても患者で一杯に溢れている。見渡してみても高齢の年配者ばかりだ。私も64歳だが、どう見ても若い部類に入る。社会福祉の予算も大変だろうと思う。そう言う私も本当に負担を掛けている事を申し訳なく思う。消費増税が適材適所に使われることを願うばかりだ。

諸検査を終えて、診察室前で待つこと約1時間。知り合いの人にも会い、長話をしていたので、時間の経つのも早く感じたが、彼も前立腺ガンの治療に来ていると話していたが、手術は行っていないようだ。

呼ばれて診察室に入って、手術でお世話になった主治医の顔を久しぶりに見ることが出来た。今は、特別に不具合を感じている訳ではないが、やはり安心する。

早速、検査結果の報告を受けた。転移や再発は認められないと言う説明で、胸をなでおろしたが、以前より数値は良くなっていると言うものの、腎臓の数値は普通より悪く、特別に治療を要する訳では無いが、気を付けた方が良いとの事であった。

一方、心配していた胆嚢ガンの方は、実は胆嚢ガンと同時に腹膜中皮腫の疑いを持ったために、精密検査をしたとの事であった。それと言うのも私は、胸膜中皮腫を患い大きな手術をしていた為に、念のために疑ってみたとの事であったが、結局は浮遊する腫瘍で良性のものであったので、胆嚢ガンや腹膜中皮腫の疑いも晴れて、バンバンザイであった。

来年の3月の泌尿器科での定期健診は、5年目に入り一応最終の検査になる事を告げられた。その後は、年一度の検査になるようだ。嬉しい事には間違いないが、定期健診が終わる事は、少しの不安も残るが、本当に生き返った気がした検診であった。

来月には、3か所目のガンである悪性胸膜中皮腫の検査が、兵庫医科大学病院の呼吸器外科で予定されている。手術から丁度3年目となり、仮免許の試験みたいなものだ。卒業検定には残り2年有るが、大いに期待している。こちらは、現在は3か月に一度の定期健診だが、おそらく来年以降は半年に一度の検診になると勝手に思っている。

思い返せば、豊岡病院での生体検査の為の手術の結果、「悪性胸膜中皮腫」と診断され、豊岡病院では「過去に治療実績は無い」と言われ、日本一の治療実績を誇る兵庫医科大学病院を紹介されたのだが、最初の言葉が「手術をしますか。しませんか。」と言う厳しい言葉であった。

このガンの標準治療は、私の場合は右肺の全摘出手術で、成功しても酸素吸入器が必要で、寝たきりになる可能性も60%を超えると言うもので、当時すでに3回の手術と抗がん剤治療を受けていたので、手術を受けない事を選択していた。

そんな私が、今は健常者に近い生活を送っている。そんな事も昔話になりかけている。ありがたいことである。

ありがとうございました。

では又ね

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