「入れ墨で通学拒否は違法」 元学生が専門学校側を提訴(朝日新聞) - goo ニュース
入れ墨(刺青)というと聞こえ悪いが、タトゥーなんじゃないだろうか? ほとんど違いはないが、刺青という表現が、なんか堅気ではないイメージで悪く感じるんだろう。
タトゥーは海外からきた文化でファッション感覚で入れるものだけど、日本では刺青ってその道の人が一生をその道で生き抜く覚悟というかそういう意味で入れるものだと認識している。
タトゥーは軽い気持ちで入れるもので、刺青は人生をかけた覚悟で入れるもの。 その重さや違いが常人には理解できないのだろう。 昔、近所のその道の方から聞かされました。
違いも理解できずに最近の10代~40代の土方さん達で刺青の方を入れている人たちを見かける。 元その道の人間であったならば、足を洗ったと言うことで「消せよ…」と言いたいのだが、そうではなくもともと堅気でファッション感覚で入れちゃってるんだろうなぁと。「俺、かっけぇ~だろ!!?見ろよ、この桜吹雪!!」的な…まぁ、意味なんて個人個人で違うからどうでもいいんですけどね。
タトゥーや刺青も元をたどれば古来から呪術や儀式的な意味で入れられていたもので、決してファッションや他を威圧する為とかではない。 日本でも縄文時代頃でも既にそういった形跡は見られる。 江戸時代よりも前からだろうけど、たしか罪人は腕に刺青を入れられる。 どこに逃げても罪人だと判るようにとの事で。 昔は消す術なんてなかったですから、一生、罪を背負って生きていくんです。 そういう意味でも現代のその道の人たちの墨を入れるルーツがここにあります。
『全ての罪を背負ってでも、その道で生き貫く意志の現れ』が刺青です。
組から抜けたいなどと言う輩には、ケジメとして指を詰める他に刺青ごと皮を剥ぐなんて事もあります。 つまり、ファッションで入れるものではないので、今すぐタトゥーに変えた方が良いと思うのです。 組によって意味は違うかもしれないけど、その道の人ならそう言うでしょう。