(´・ω・`)ショボーン

いろいろと…

もういいよ、、、HTなんて

2006-04-15 | Other
Athlon64X2 4800+は発売当初11万円していたCPUだが、今では9万円を切っている。 Pentium EEの方がはるかに性能がよいのだが、その発熱量と価格のせいで手を出すユーザーは限られているようだ。 今はHTテクノロジーのPentium4を使用しているのだが、このHTは曲者であると感じる。 2つのプロセスをごっちゃにして、あたかも同時進行しているかのように見せかける紛い物の技術。 幾分処理効率は良くなるものの、その弊害としてハングアップする可能性も否定できない。 修正パッチで解消されているようだが、それでもキビキビとした動作は期待できないのも事実。 それはそうで、言わば、一人分の通路を多数の人達が順番待ちしながら通ることと同じである。 通路が1つなら渋滞するのは必然であり、ならば、2つの通路であればもっとスムーズに通らせることができるのではないか? それが、デュアルコアプロセッサなのだ。

シングルコアプロセッサによるHTは、2つのプロセスを同時進行する技術だが、それぞれのプロセスが出口で再構成される分情報量が幾分多くなるのではないか。 言わば、相撲取りの集団に1つの通路を通らせるのと同じような事かと思う。 電気信号の情報量が少なければ少ないほど転送・処理効率は良い。 デュアルコアプロセッサで通路を2つ作ってやれば、相撲取りでも効率良く通らせる事ができる。 その点で、PentiumDやAthlon64X2は理想的なCPUであると感じる。 が、しかし、Intelは欲をかいてPentium EEというHTを搭載したCPUをリリースしてしまった。 正直、HT技術はCPUにとっては悪であると私は思う。 1つの通路を通る人間が多くなれば、それだけ通路に負担がかかるものだ。 それが発熱として顕著に表れ、CPUの寿命が問題視される。 家庭用途ではさほど問題にするほどのことではないが、多くの処理を要求される商用ではオススメできない。 ならば、いっそコアを3個以上積めばいいジャン。。。それくらいの技術はあるのだが、実際、Intelがかなりの出し惜しみをしている。 CPUも今出回っている物が現代技術の限界と思っているユーザーはどのくらいいるだろうか。 実は、色々な事情があり、今現在、Intelは私たちの想像も及ばないほどに5年後くらい先までのCPUを開発できるのだ。 「5GHz?ハァ?10GHzですら余裕で作れますが何か?」といった感じに。。。恐ろしい話だ。


最新の画像もっと見る