今朝は気持ちよい風と青い空
白い雲がのんびりと浮かんでいる
気分ものんびり
取り立てて急ぐ用事もなく
毎日ありがたく平凡に暮らしています
手持ち無沙汰につらつら思い出すことは
遠い日の旅の思い出・・・
1993年 5/22 ~ 5/24
常栄寺雪舟庭へと足を運んだ
雪舟のつくったという枯れ山水の庭園
いまとなってはあまり記憶に残ってないようなのだけど
写真で見る限りにおいてはなるほど・・・と
きっと印象が薄かったのだろう
萩へと向かい萩城跡を散策
小虫がブンブンブンブンとうるさくつきまとい気が削がれる
いまは石垣が残る萩城はお堀側からみると風情がある
武家屋敷や町屋など歩き回って
ふと入り込んだ町家風のお宅でいただいたお抹茶が美味しく
品のいいご婦人とお茶のことや萩焼きのことなど話したりして
静かなひとときを過した
萩は吉田松蔭の開いた松下村塾があったところで
高杉晋作 伊藤博文 山形有朋など明治維新時に活躍した
多くの逸材が出ている
当時に思いを馳せながらぶらりぶらりと歩いた
萩を出て笠山展望台に立ち寄りR191を東へと益田方面へ
計画性がないからかなり迷走している
地図を見ながらふと岩国から広島へ回ろうと思い
匹見峡へのルートを選んだ・・・
知らないということは強いものでこんな国道もあるのね....と
思い知らされたルートだった
国道488は狭くて林道と言っても過言ではないような道で
もちろん舗装などされていない
しかも峠越えになっているのかどんどん標高が上がっていく・・・
にもかかわらず、景勝地になっているため
行楽を楽しむ人出が意外にも多いのにびっくり
愛車は必至の思いで喘ぎながら登ってくれた
道路脇に停めてある車の横をスレスレに過ごしながら
やっとのことで吉和というところに出た
幸いにもやっかいな対向車に出会うことなく済んだことに感謝
これまでにもいろんなところを走って来たけど
あんな道はもう二度と走りたくない・・・
後日聞いた話によると裏匹見といわれるルートを走っていたらしい
( 当時の写真ではなく 2009年4月撮影 )
岩国へ出て次の日子供の頃母から聞いていた錦帯橋へ
何事もイメージの膨らみ過ぎは現実に直面したとき
失望の度合いも大きいもの
それでも何度か橋を往復しているうちに
父と母も渡ったであろうとの思いに
満たされていった
夜は観光の一環として鵜飼いの舟が出るとのことだったが
気分が向かず・・・
基本的に夜出歩くのは好きではない・・・
2003年7月7日(月)記