はるらんまん 3人娘と生活…その後

日々思ったこと、感じたことを3人娘の母として...、日記のように適当に書いてます!! 55歳で再婚! 

優しさという罪

2010-06-05 03:36:05 | 結婚・離婚

男は浮気をするもんだと思っていた。

(夫は独身時代から男気があり、モテる人だった。)

他の女にモテないような男はしょーもないと。

ずーっと奥さんだけなんて、やっぱあり得ないよね。

たまーに浮気をしても、浮気ならちょっとほっとけば帰ってくるだろうし。

(付き合っている時も、他の女の存在がちらほらあったけど、最終…私と結婚したんだもの)

そういうスパイスも結婚生活には必要だよね。

平平凡凡な結婚生活なんてつまんないし…

…と高を括っていた。

元来、もめごとの嫌いな私は、大抵真ん中にいた。

女のヒステリーは大嫌いだし、女の井戸端会議にもできれば参加したくない。

結構、男脳に傾いているんだと思う。

(男サイドでものを考える時がある。)

相手の気持ちになって物事は考えなきゃといつも思っていた。

いい女、いい嫁、いい母、いい娘…全てを目指していた。

ひとり娘の私が親を捨てて(?)県外に嫁に行くということで、

親不幸をしたという罪の意識から、

自分ができることはできる限りしようと、

子供が産まれてからや、お盆や正月には1週間くらい実家に子供を連れて帰り、

親に見せてあげた。

そのたびに義母は不満を募られた(後から聞いた)。

ひとつを守ろうとすればどこかに歪がきた。

いい女になろうと頑張った。

旦那に「好きな女ができた」と言われた時も冷静だった。

旦那が好きになった女性を好きになろうと努力までした。

(相当なアホだ…

家で普通に今まで通り笑って暮らしていたら帰ってくる、

暫らくほっておこう、3人の娘もいるんだからと…

それから2年…

頭で理解しようとしていることと、心で感じることがぐちゃぐちゃになりながら過ごすが、

結局、旦那は彼女と結婚したいと言って私の元には戻ってこなかった。

旦那が言うには「好きな女ができた」と告白した時に、

怒ってほしかったと…

泣いて彼女と別れてと言って欲しかったと。

なるほどねぇ~~(笑)

仕事で上手くいかず、精神的に疲れ、家でもごたごたあれば、

そういう気持ちにもなるよね~…という 私の理解は不要なものだった。

自分でどうにもならない時、誰かにとめて欲しい時があるよね。

ま、私が泣きついて、「捨てないで」と言ったところで

状況は変わっていなかっただろうけど。

(そんなことできるタイプの女ではないし…想像したら笑える

最後には、旦那が本気で愛している女と暮らしたいと言っているのに、

自分がそれを邪魔し、やめさせる権利があるのかな?と思った。

両性の合意のもとの結婚…

片方の気持ちが変わったら…

両性の合意は今度は向こう側にあるのだ。

…その時は旦那の幸せを願った。

子供の父親という存在を消すことになるのに…。

義父が入院した時、義母と主人は交替で泊まりで付き添った。

私も家族として付き添いをするもんだと思っていた。

「私は付き添わなくていいの?」

「お前は大変だから、付き添わなくていいよ。家の事をやっててくれればいいよ。」

それは、彼の優しさだった。

私は、何だかまだ家族でない気がして悲しかった

いい母になろうと思って、

子供がつまづかないように、

いろんなものからできるだけ守ってやろうと思っていた。

でも、それも子供にとっていいことじゃないね。

手を差し伸べる事より、見ていてかなり辛くても、ただ見ているということも

必要だった

子供達がどうも打たれ弱い(笑)

結婚生活って、男と女って、こんなこともあるから…

でも別れずに頑張って、あなた達は幸せになってね、

というメッセージを残そうと思っていたのだけど、

何だか三女はどんどん父親を憎んでくるし、

結婚なんてしたくないと言いだしているので、

あれあれという感じ。

私側からのブログじゃ、私の悪いとこが見えてこないじゃん(笑)

相手が悪いんじゃなくて、お互いなんだよ。

頭で理解するってことが

いいことだとは限らないんだよね。

若い時は何もわからないから飛び出せるってこともあるし。

やっぱ自分で壁にぶつかって、

悩んで苦しんで、乗り越えるしかないんだよな。

また、、、、、、

唯川恵さんの***優しい人になりたいですか?***の章より

今日、風邪で寝込んでいる彼のために食事を作ってあげる約束をしていた。

でも、家を出ようとしたら、母親も風邪気味で寝ている。さてあなたはその時、

彼の方をキャンセルするか?それとも母親のことは目をつぶって、やっぱり彼の方に行くか?

う~ん、私だったらきっと…症状にもよるけど、同じくらいだったらきっと彼の食事を優先させてしまうでしょう。そして、彼に「君って優しいんだね」と言われて「そうなの、私って優しいの」と、嬉しくなってしまうでしょう。家で寝ている母親の事を思えば、まったく優しくない娘なのに。

。。。。。

私も自分は優しい人間だと思っていた。

最終的には、ただ単に、優しい人、いい母親、いい娘…と思われたいという自分のエゴなのか

外ずらがいいと子供達に言われるが、

それが強いってことだよね

自分のために人に優しくする。

…相手のためにではないのだ…

。。。。

唯川恵さんの本「5年後、しあわせになる」

ちょっと、う~ん、なるほどね…と思うので、

機会があれば読んでみて。

。。。。

私も文章も迷走中だ(いつものことか…笑)