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訪問ありがとうございます。旅をしたのは遥か前…現在は泥臭く土まみれ油まみれになりながら、何かを作り生きてます

【マチュピチュ】アグアス・カリエンテス 足止め3日目 お昼前

2010年06月04日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)
 
 
 
 宿に向かっている途中、新たに日本人バックパッカー男子3人組に出会います。
            
             おいおい、これまたかっこいい男子がっ!
             バックパッカーのイケメン率高いじゃないか(喜)。


 3人組は、京大生のナカジマ君とオオハシ君、そしてこの二人とクスコから行動を共にしている、

 翔君(20代後半で公務員に転職。転職を機に最後?の長期旅行中。)

                  3人とも、面白いぐらいに個性的です(笑)。



 みんなでお互いの状況を話し、災害発生してから、3人はなんとペルーレイルの

 列車の中で寝泊りしていると。


 
 列車の中は、まだまだ空席あるって事なので、迷わず列車に決定!今夜の宿ゲット~!


 
                   
  

 ●旅から帰国して4ヶ月経った今では、この時の事を詳しく思い返すことはできないけれど、

  薄れ行く記憶を思い起こしながら、当時の様子を語りたいと思います。





 
 足止め3日目にして、私たちは、今ここアグアス・カリエンテスにいる日本人の人数と、

 どんな人たちがいるのか、把握したほうがいいように思いました。
 

 広場でのたくさんの人だかりの中、各国の旅行者は国名を書いた張り紙をして、

 国単位で集合したり、協力し合ったりしていました。


 その中で、アジア諸国だけ(もちろん人数も少ないこともあり)、集合している様子も、

 まとまっている様子もなく、今から思えばアジアでは日本人観光客が、

 一番多かったと思います。


  


 添乗員のいる宿に到着。


 添乗員と、宿のロビーで話をします。

         * 宿って言っても、ツアーが利用する宿なので、
           本来は【ホテル】と呼ぶべき、良い宿です。


          添乗員の女性は、年は30代後半~40前半。



  この時の添乗員との会話




 バックパッカー隊: 今どんな状況か教えてもらえますか?
 (以下省略:バ)
 
 添乗員: まだ、ヘリには乗れる様子ないみたいですね。私たちも、ぜんぜんどうなるかわからないんです。
 (添)


 バ : 今ここに足止めされている日本人、人数結構いると思うんですよ。      

     で、お互いどんな人たちがいるのか、顔あわせるぐらいはしておいてもいいかと。



 添 : そうですね~。





 バ : 僕達、大使館に連絡しても、繋がらなかったんで
     大使館からの連絡あれば教えてもらえますか?




 添 : そういっても、どんな状況で、どんな情報があるのかわからないし。。。

     (私は、お客の事で大変なんだから、あなた達の事まで知らない) 

             ↑な感じが、ありありとわかる返答(苦笑)。





 バ : もちろん、大使館からいつ連絡あるか、わからないのは分かってます。

     でも、僕ら大使館に繋がらなくて、あなたは繋がったんでしょ?


     で、何かある場合、あなたに大使館から連絡あるんでしょ???

     だったら、大使館からの連絡を僕らに教えてくれれば、ここにいる他の日本人にも、

     僕らで情報回すし、協力出来ると思うんですけど?
 
 

 
       話し始めた辺りから、添乗員アップアップしはじめてて(なんで?)、
       添乗員1人に、バックパッカー3人で話しかけてたのが、いけんかったんかもしれんけど、
       添乗員、この後急にキレました!。







 添 : 大使館から連絡があっても、



     わざわざ、私があなた達に言う義務も権利もないっ!!!









 バ : はぁ???

     いやっ! 義務はあるでしょ!!! あなたに連絡があるなら!!!

     大使館が、一人一人と連絡取れるとでも思ってるんですか???

       ↑ これ、まさ君と私とでかなりむかつきながら、言ってます。

    



 パニック添乗員、半泣きになってます。

 しかも、口癖のように 『日本の会社に聞かないと。。。』って言い出しました。



 イチイチ、会社に連絡しないといけないのかっ???

 大体、今ここペルーで情報乱れてるのに、日本にまともな情報がいくわけないじゃないかっ!



 あと、あなたは現地ガイド(ペルー人兼日本語通訳)に依存しすぎっ!


 ガイドの家族が、ペルーレイルに勤務してるからって、特別扱いなんかあるわけないじゃないっ!


 ペルーレイルの職員、仕事中に客の女の子と仲良くなって、サッカー場ウロチョロしてたぞっ!


 日本のJR職員とは違うんだぞ! ここは南米だぞっ!


 他のツアーの添乗員さんだって、あなたほど何でもかんでもガイドに依存してなかったぞ。
 

 なんて、怒りを踏まえて思いながらも、パニックになってる添乗員に気を使い、                     
 
     
 やんわりと、落ち着いて




 バ : でも、顔合わせだけでもしときましょうよ。 
     
     何かあった時のためにも、今すぐどうこう言っても移動できないんですから。


     時間決めて、ここに集まるようにしましょう。


     その時に、もし大使館から連絡あれば教えてくれれば良いし、

     無ければなかったで良いですから。

 




 添 : はい、わかりました。



 


 私も、まさ君も 『この添乗員だめだぁ~。』と。

             思っても、口には出せないけど、
             大学生に、ダメだしされるツアーの添乗員。。。
                         いかがなものか。
             


 とりあえず、この日の午後14時に、アグアス・カリエンテスにいる日本人を、

 この添乗員がいる宿に集合するように決めて、宿をあとにしました





 
 添乗員さん、いっぱいいっぱいなのは、想像に察しますよ。 


 お客の帰国が遅れることや、飛行機のチケット。


 ツアー内容の変更。そして、保険ではまかなえない、明日からの宿を決めることなどなど。
 

 一人で、(たった)8人ものツアー客を引き連れているんですもんね。


 
 『お客様をなんとしてでも、どうにかしなければっ!。』
 

 その気持ちは、よく分かりますよ。


 でも、それって逆に 『自分とこのお客以外、知ったこっちゃない。』なんですね。

 

 良いですよ、その考え。 決して、悪いわけでもないです。 




 でも、その信念と言いますか、考えが極端すぎませんか???


 あなた、ここに来ている他のツアーの添乗員さんたちと会おうともせず

 協力も、情報交換もしてないですよね?


 他のツアーの添乗員は、会社は違えど、協力してたり、現地ガイドからの情報交換してたりするんですけどね。


 大手のプライドなのかな?


 バックパッカーとして、歩き回って仕入れた情報の中で、いろんな意味で、良い勉強になりました。






 プチパニ添乗員と話した後は、アグアス・カリエンテスに居るであろう日本人を探しに、

 村を歩き、数名の日本人に遭遇して、集合する場所時間を伝え、

 今夜の宿ペルーレイルの列車へ、寝床確保&荷物を置きに行きます。
   
               ワイヤーロックなんて使うことないと思ってたけど、
               この旅初使用で、役に立ちました。 


 ふと時計を見ればそろそろお昼時。



 
 あぁぁ、腹減った。ご飯でも、食べに行きますか。




                 記事、写真が一切無くてすみません(汗)。

  

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