2010年2月6日
ランクルに荷物を積み込んで、朝8時半に宿を出発。
不思議な形の岩がある場所へと。
天気が良く、日差しが気持ちいい(ジリジリと痛いぐらいに)。
からっと乾燥した空気。
標高が4000m近いことを思って、ゆっくりと景色を楽しむ(走っちゃダメだぞ!)。
車に乗り込み、車窓から見る景色は、まるで絵画のようで、360度目の前に広がる不思議な光景に、
『地球って一つの星なんだなぁ。』と、変に感慨深く思ってしまう。
ころころ変わる景色の中、川を渡り、
辿り着いた場所は、大きな湖。
遠くにフラミンゴたちが見える。
驚くほどに遠い!!!! デジカメの望遠を最長にしての撮影。
実際は、『ん??? 遠くに見えるんは、ありゃフラミンゴか???』って具合に遠い。
湖の水質は、ああだ、こうだ言えるような水質じゃない気がするけれど、
フラミンゴの生命の強さに驚いた。
高度計は少し針を動かし、ランクルは次なる場所へと進み、途中どこの会社ぞ???と思う、
ボリビアでたま~に見かける、TOYOSAとすれ違う。
家畜化が不可能であるために、希少価値が高く、カシミアよりも高価なビクーニャ。
荒涼としたこの大地で生きていることに、つい尊敬の眼差しで見てしまう。
気がつけば、高度計は4500mを越えていた。
『えぇ! もうそんなところに来ているの?』
車に乗ってるだけの、VIPツアー(笑)では、酸素の薄さなんぞ気づきようがありません。
しかし、目の前の景色には木々がなく、まるで惑星映画のワンシーンのよう。
拓けた台地に現れた岩の塊。
ランクルを降りて、運転手が準備。
お昼ごはんだよ~。
雨季のこの時期、標高が高いこの場所は、いつもこんなに青々とした空が広がっているのか?
私の日頃の行いが良いのか???(こういうときだけ自分を持ち上げております。)
見上げれば迫ってくるような、空が広がる。
UVクリーム必須なこのツアー。
ガンガンに日焼けするけど、天候に恵まれる旅はやっぱり楽しい!。
岩ばかりのこの場所で、唯一の植物を発見。
せり科の植物 ヤレータ
4000m以上の高地のみ生息し、1年に3ミリ~5ミリの成長をする貴重な植物。採るのは禁止。
こんな感じで、行った気になるような、ならないような微妙な旅行記は
まだまだ、つづきます。。。