サワディ カー.
タイ 2月25日 午前10時37分
いよいよ、この長かった旅も今日と明日を残す限り。
明日の夜23時前にここタイを発ち、日本へ帰ります。
今いるタイ カオサンロードは海外の人たちが日々 やって来ては去っていく場所。
まさに、老若男女
いろんな人たちを見ることができる。
日本じゃ、「年相応」なんて、自分自身も思いながら過ごしてきたけれど、
ここカオサンにくると、誰のための「年相応」なんだろうって思ったりする。
派手な格好や、露出はけしていいものではないと思う。
「いい年して、ぶらぶらしてんのはいけないよなぁー」などと思ったりするけど、
もうちょっと、ファッションも含め、生き方を楽しんでもいい気がしてくる。
タイで合流した涼ちゃんにもらった本を、ネパールの山のロッジで読んで泣いた。
よしもとばななさんの旅のエッセイ本。
なにがどう?ってきかれると、説明し辛いけど、日本の女性について
書かれている章を読んだとき、著者と同じ気持ちになってしまって。
日本はいつから、他人に厳しくなったんだろう???
いわなきゃ損!のような人が増えて、
日々のストレス発散に、自己中の「クレーマー」が増えたんだろう???
本に書かれてあった、かつて私たちは 「他人の善を信じて」 心を遣ってきた。
「親切」を。
それが今じゃ、事なかれ主義になり、システムからはみ出すことを一切嫌い、
面倒から遠ざかってる。
幸せに気がつかず、意味を履き違え、時間に流され生きてる。
私自身もそう。
めんどくさい人との関係には壁を作り、
日々、周りの人を羨ましく思って、1度きりの人生を本気で楽しむことできなくなってた。
旅することがリフレッシュと気軽に見られていても、
本当は、旅をして、日本じゃない知らない世界、国、新たな出会いをしないと、
今いる自分の価値を見出せなくなっているほどになってた。
いつも
「何のために生きてるんだろう? 何のために結婚しなきゃいけないんだろう?」
「何のためにがんばらなきゃいけないんだろう?」
って。
「この旅で答えが見つかるんじゃない?」っていってくれた先輩の言葉が今わかる。
なんとなく、わかる。
何処に居たって、誰といたって、きっと悩みは尽きないだろうし、
これからを思うと不安になるけど、かすかにわかった答えを信じて、
いつ何が起こるかわからない今だからこそ、
一生懸命に悩みながら、泣きながら、笑って生きていたいとそう思った。
うふふふふ。
ぐふふふふ。
何、えっらい恥ずかしいことは書いちゃってるんでしょう私。
夜でもないのに。。。
深夜の深酒もしていないのに。。。
タイのアッツイ気温の中、BGMはタイのムード歌謡のような曲が流れている中に。
あまりのネットの速さに、上機嫌(暇人?)で書いてしまいました。
手持ちのお金は、すべて外貨。
タイバーツと、ネパールルピー。
日本円は、564円。
成田から羽田のバスチケット買えない。
ATMってなんて便利なんでしょう。
(ほぼ)停電がないって、なんて安心なんでしょう。
27日の朝6時に日本に帰国します。
日本は、暖かくなり春の気配感じるころでしょうか?
風邪に気をつけて、みんな元気でいてください。
さぁ、残り少ないタイ観光。
これからチャイナタウンのほうへ行ってまいります。
いただきましたぞ~。
ありがとね。
めっちゃ、嬉しく
家宝でごぢゃります。
今日ののこちゃんのこの内容
あたしの心に、ずき!と刺さった。
年相応・・・
誰よりもあたしが自分で
自分を縛ってるのかもしれないって思う
こっぷん か~
さすが!!!
元気に帰国されることを祈ってます☆
旅の間中、心配も励ましもいっぱいもらって、本当にありがとう。
デレイ ダンニャバード(ネパール語)
耳で聞いたことのある世界を、目の前に、現実として見てきて、ネパールが変わることの難しさ、日本が戦後変わったことのすごさを改めて感じた旅でした。
いやぁ~、やっぱり言葉って大事ね。
英語ってすごいわぁ~。
年齢なんて、ただのものさしなんだよね。
ただ、生きてきた年の基準。
捨てちゃいましょうか? 捨てちゃおうかなぁ~。
捨てちゃえぇぇぇ!じゃね。おっしゃ、がんばります!
なんだかんだと、行って来れたよ。
ヒマラヤ山脈も、山に住む人々の暮らしも、何もかもが私にとっていい思い出。
当分、登山はいいよ。。。ってぐらいに(笑)、充実した旅だったよ。