Buen viaje! よい旅を♪

訪問ありがとうございます。旅をしたのは遥か前…現在は泥臭く土まみれ油まみれになりながら、何かを作り生きてます

【マチュピチュ】運命の2010年1月25日

2010年05月13日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)
 日付は、2010年1月25日 朝8時

 
 アグアス・カリエンテス駅 8時53分発 の列車に乗るため駅へ。

 

 訳がわからないけれど、駅に入れない。。。


 とりあえず、待ちます。


 これが、南米特有の、ゆる~い南米時間なのかな???

 と、この時はのんきにかまえる私。



 
 かなり時間が過ぎた頃、チケットを持っている乗客優先で、

 フェンス入口でチェックを受け、 駅に入ります。


 


 駅に着いても、ペルーレイルが運行している様子がまったくなく、

 
 さすがの私も、状況がおかしいと気がつく。


 
 数回、駅構内でペルーレイルからの放送があり、状況を少しだけ(100分の3程度)把握し


 国ごと(?)に集まるように、指示が出ましたので、


 日本人を探します。

 見当たらない。。。


 一人、駅構内で右往左往してたら、


 韓国人ツアーの団体がおられて、ガイドさんが、

 
         やさしいガイドさんの帽子に、終始目が釘付けな私(笑)。

 

 『あなたは日本人??? 日本人は一緒にアジアで集まるから、僕達と一緒に行動しましょう。』と。


 お言葉(英語)に甘え、一緒に行動させていただき、アジア地域が待機した場所が、


 な、な、なんと


 ペルーレイルの一等車 『ビスタ・ドーム車両』
 
 

 私の密かな憧れだった『ビスタ・ドーム』。

 あまりにも、お値段がお高いので、貧乏旅の私には手の届かない車両でしたが、

 まさか、ビスタ・ドームに乗れることになるなんて思ってもみなかったぁ~!!!

             
 未だに、自分が置かれている詳細がわからないけれど、

 なんか、得した気分で、嬉しくなってま~す。


 
 ペルーレイルからの指示で、今度は村の中にあるサッカー場へ移動。

 


 人ごみの中、待っている間に日本人ツアー客の団体様と合流。

 

 重いバックパックを背負って、上り坂を歩き、ようやく『サッカー場』に到着です。

 
            おいおい、すごい人だよ(汗)。


 
 ツアー客の人と仲良くなって、心細かった思いが和らぎます。

 
     仲良くなったツアー客の名前は『タイちゃん』、新婚旅行でマチュピチュに来たんだってぇ~。
     この後、ちょいちょいタイちゃんの存在に助けられます。

              それにしても、新婚旅行うらやましいぞぉ~!
         
              旦那は6歳も年下だとぉ~!(恋の駆け引き伝授してっ!)
                               オネガイシマス!!! 




 スペイン語で、現地の人が説明してるので、

 言葉もわからないまま、とりあえず、状況説明に聞き耳を立てます。


         完全に何を言ってるかわかりません!が、一通り最後まで聞く。            


 そしてこの後に、当時現地更新したブログに書いたことが起こります。

          ツアー添乗員に、情報を聞いたら突き放されたってことですけどね。



 とにかく、この日はヘリコプターに乗れない(移動手段がない)ようなので、

 村に戻って宿探し。

 


 早々と良い宿が見つかり、部屋を見せてもらい荷物を置いて、

 受付で書類にサインして、前払い制なので、払おうとした時に、

 現地通貨ソル じゃなく ドルって言われて、

 『ブチッ!』と切れる私(だから何度も確認したのに~。)


 『やってらんないわっ! こんなとこ泊まるもんかっ!』

 的な言葉を発し、書類を目の前でビリビリと破り、荷物を部屋に取りに行って、

 宿探し再び。
             
     この時、なんとなく村全体の宿代が高くなってることに気がついて、
     余計に腹が立って、キレてます。

           普段は、短気じゃないんですよ~誤解ですよ~!



 やっと見つけた宿はさっきの宿より安いけど、大ハズレ! 

 
 
        
 
 スタッフが見てるテレビの音はうるさいし、なんか臭いし。
              
 『雨露しのげて、横になって寝れるだけラッキー。』と思い込むようにして、



 だんだんと、一人旅の辛さにブルー入ってきた。。。(涙)

 個人旅行しているバックパッカーに、ぜんぜん遇わないから、余計に心細いです。



 荷物を置いて、再び村を散策してたら、

 


 いたる所に、張り紙。

 

              こりゃ、当分ヘリに乗る順番なさそうです。



 別の日本人ツアー団体に遇い、先ほどの『あなたに教える情報がない』と、

 テンパってる、大手○○○旅行会社の添乗員さんとはまったく違った、

 やさしくて、経験豊富な添乗員さんに情報を頂き、何とか状況を把握。


 

 当日の映像をまとめましたので、ごらんあれぇ~。

 マチュピチュ災害



         陸の孤島と化した アグアス・カリエンテス での避難民生活の

                       はじまり、はじまり。。。










 注意 * この旅で経験した、私にとっての衝撃がこの数日後に起こります。 
           
     公開日記(ブログ)というものの中で、見た人、読んだ人がなるべく不快な思いをしないよう、

     配慮しているつもりですが、だからといって、当たり障りのないブログになって
   
     しまうことも、私としては避けたいと思いながら綴っています(矛盾してごめんなさい)。


     数日後に起こることに関して、客観的に記事を書こうとしても、

     あまりにも強烈に衝撃を受けたため、帰国後数か月経ても客観視ができない状態です。

     
     ただ、あくまで私自身が衝撃を受けたわけでございまして、皆様の受け取り方は、

     個々それぞれだと思っております。


     それぞれが、正論を持っているからこそ起きた事ではありますが、

     私は、その時の事を『自分を正当化した内容』でしか綴れないと思うので、

     ご了承ください。






     さてさて、どんなことなのか、すごい興味が湧いたところで、次回へ続く。





     

  
 

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