2009年2月2日
今日は、バルセロナから北西約50kmに位置する、モンセラートへ行くことにします。
朝に、ちょっくら市場に寄って、日帰り観光のできる、モンセラートへ。
待ち時間の駅構内で、ちょっと一杯。
私が【一杯】と書くと、お酒の事と思うでしょうが
11:36発 12:50着の電車で。
モンセラートは、山の上にあるキリスト教の聖地で、登山鉄道に乗り、
ぐんぐんと山肌を登る景色が、それはそれは迫力ある!らしいですが、
私が訪れたときは、迫力どころの問題ではなく、崖崩れのため、登山列車が運行休止になっておりました。
というわけで、モンセラート駅から、ロープウェイ(ケーブルカー)に乗り(約5分)、聖地を目指します。
電車料金(ロープウェイ込み)往復15.60ユーロ
あいにく
小降りの雨の中、駆け足で、モンセラート修道院へ向います。
月曜日のこの日は、午後1時から聖歌隊のミサがあるので、時間ぎりぎりに間に合いました。
ノンフラッシュ撮影。
撮影は、『フラッシュ厳禁』らしいのですが、前方の方たちバシバシ!撮ってました。
曜日によって、ミサの時間が違うので、行かれる方はお調べするのをおすすめします。
聖歌隊(少年合唱団)は、エスコラニア(Escolania)と呼ばれていて、起源は13世紀までさかのぼります。
ヨーロッパでも、最も古い少年合唱団のうちの一つだそうです。
聖歌隊のミサが終わると、群衆の波についていき、
修道院の奥の大聖堂の祭壇上部へと続く狭い階段を上がり、
この教会の一番の見所、黒いマリア像を見学。
このマリア像は、12世紀に、修道院から30分ほど離れた洞窟の中から発見されたもので、
もとから黒かったわけではなく、黒い所以は信者が供える灯明の煤によって黒くなったといわれております。
宗教の力って、本当にすごいです。
こんな山の上に、修道院を建てるんですから、驚きです。
まさに、雲の下は下界、そしてここは天界の聖地のようです。
ミサ見学を終え、改めてモンセラートの山々とご対面。
不思議な形をしたこの山は、モン=山、セラート=のこぎりで挽かれた【のこぎりで挽かれた山】という意味。
いやはや、ほんとに、不思議な形の山です。
外で、山々をもっと見ていたいけど、この天気、この標高、正直寒い!(>。<)
暖を取るためにも、レストランに入り、小腹を満たします。
天気は快復しないままですが、そろそろ帰りましょう。こちら運休中の↓登山鉄道。
写真↓左側が、運行休止中の登山鉄道。
登山鉄道が休止なので、予想外にロープウェイに長蛇の列。
車内(?)は、状況の体温で窓が曇って、むんむん♪デス。
ロープウェイの待ち時間で、予定の電車を乗り過ごし、約1時間寒い駅で吹きっ晒されます。
写真を撮る元気もないほどに。。。
バルセロナ市内に戻り、明日はスペイン出国の日。
今までは、財布の紐をしっかりと締めていたけど、今回の旅で、初めて
革製品のお土産もちろん自分のために(笑)買っちゃいます。
バルセロナ在住の真由美さんおすすめの靴屋さんヴィアリス。
気に入った靴のサイズを合わせながら、店員さんと『あ~でもない!こ~でもない!』と、
やっと購入できました。
この時買った靴は、3年経った今でも、気に入って履きまくってます♪
(元は取ったぞぉ~な感じです。)
2009年2月 スペイン バルセロナで過ごす最後の夜。
宿の鏡で写す自分の姿に、
厚手のコーデュロイのパンツは、腹回りがパッツン♪パッツン♪。
息を吐き出し、腹筋に力を入れ何とか留めれました(^ε^;)。
おいしいものがたくさんあって、ビールが安くて、まだまだ観光したいところもたくさんあるバルセロナ。
いつの日か、またこの地へ来たい。
サグラダ・ファミリアの完成(いつの日になる?)を、見てみたいです。
宿のテラスから、冬空の空気に触れ
オヤスミナサイ バルセロナ。
明日はさらに寒い、フィンランド ヘルシンキへ行くぞぉ
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