シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

塩が戻った!

2011年03月28日 | 瀋陽の生活
実は、、日本の大震災以降、中国から塩が消えていました。
こういうことを書くと、余計煽ることになるからと控えていましたが。

大震災の週明け、中国の人が教えてくれました。
    1分でも早くお店に行って、塩を買って下さい。
    大きなスーパーは、もう売り切れですから、
    小さなお店に行ってみて下さい。
    長春ではとっくに無くなりました。

なんで?
    日本の放射線の件で、塩には、解毒要素が入っているからとか、
    海が汚染されたら、安全な塩は出来なくなるから、、とか。

それって、なんか違わない?
    とにかく、塩がなくなっていますから。

で、近くの小さなお店に行きました。
    塩は、イェン(2声:下から上げる。ドレミの音で、ミソ)
    普通、私の発音の上げ下げは、どうも平坦になりやすくて
    中国人にはまだまだわかりにくいのですが、
    この時は、散々、尋ねられていたのでしょう。
    すぐに 「メイヨー(無いよ)」と。

別に、そんなにすぐに必要なわけではなかったので、
それ以上の店を回りませんでしたが、
週末、出向いた店を見てみると、皆、棚が空っぽの場所。
両脇が砂糖とか調味料だったので、塩の場所だったようです。

その後、ニュース等で誤解であることが報道され、1500個も買い占めた人の
話が出始めたと思っていたら、
今日、週末の買い出しで、小さい店に寄ったら、お塩が出てました!
8袋。
落ち着きを見せ始めたということでしょうか。