295.阿部良雄、歴史の終焉、モデルニテ、そしてボードレールについて
前回のblogで、細見和之さんの『フランクフルト学派』という著作を手掛かりとして、ナチスに追い詰められて亡くなった思想家ベンヤミン(Walter Bendix Schoenflie...
296.詩人、ボードレールについて
前回のblogで、美術批評家としてのボードレール(Charles-Pierre Baudelaire、1821 - 1867)は、近代的な批評の草分けだった、ということを確認しまし...
297.『感性でよむ西洋美術』伊藤亜紗を読む
伊藤亜紗さんの、初の美術入門書がでました。 伊藤亜紗さんは、いま話題の美学者ですが、主に身体性と表現との関わりについて研究されている方です。共著も含めてたくさんの著書が出ています...
298.さとう陽子展 “ 空空 “、バカラック追悼
はじめに、訃報を取り上げます。 ポピュラー音楽の巨人、バート・バカラック(Burt Bacharach、1928 - 2023)さんが亡くなりました。すでに数年前から90歳を越え...
299.國分功一郎の「スピノザ論」と「芸術の終焉論」について①
はじめに、あたりまえのことをお断りしておきます。 それは表題に掲げた「國分功一郎」、「スピノザ」、「芸術の終焉」という言葉の関係についてです。 國分功一郎さんは、今や日本を代表...
300.國分功一郎の「スピノザ論」と「芸術の終焉論」について②
前回の続きになります。 できれば、前回のblogを読んでいただきたいのですが、一応、その内容を要約してみます。 ...
301.『感じる脳ー情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ』、クロスビー追悼
はじめに事務連絡です。 3月13日から、東京・京橋のギャラリー檜で個展を開催します。 展覧会の案内状を次のサイトからご覧になれます。 http://ishimura.html...
302.『エゴン・シーレ展』『ユリイカ 2023年2月号 エゴン・シーレ』
東京・上野の東京都美術館でオーストリアの画家、エゴン・シーレ(Egon Schiele 、1890 - 1918)の展覧会が開催されています。 ...