今月1日にお年玉年賀はがきが発売された。
いつもの年と同じように当社でも年賀状印刷を取り扱い始めたが、しかしいつもの年とは勝手が違うのである。
3.11大震災により東北各地の太平洋沿岸では多くの尊い命が犠牲となってしまい、肉親ならずとも「あけましておめでとう」の言葉を使ってよいものかと、悩んでいるのである。
また被災者の方々には、「それどころではない」との思いもあるのかもしれない。
反面、震災以来全国各地からの知人や友人から物心両面にわたるたくさんの支援を受けたことに対するお礼状や近況報告もしていない方も多いと聞いている。
被災地の復興には、長い年月がかかり全国で支えてくれている方々との絆はかけがえの無いものなのであり、大切にしていくためにも1枚の年賀状がそれをつなぎ止めるのではないかと思っている。
また、年賀状には、寄付金入りの年賀状もあり55円の内2円が被災地への支援金になるのであり被災地復興の一助にもなるのである。
年賀状が、いつもの年とは中身が異なるかもしれないけれども、年賀状の1枚1枚が被災地の皆さんにとって、励みになるものと思っている。
我が社のhpに「震災文例」などを紹介しているので、ご参考頂ければと思っている。