昨日、高校の練習に3年生の女子キャプテンKが嬉しい知らせを報告に来た。
それは、大学合格が決まったという喜色満面の笑顔に溢れていて、本当に頑張ったんだなと、こちらまで嬉しくなったのである。
1・2年生も自分のことのように喜び、全員がK先輩とハイタッチをして喜び合っていた。
Kの震災後は、避難所に毎日通って被災者のお世話をしたり、部活の打合せに行った時も全国からのボランティア団体の方々と一緒に支援物資の区分け作業に追われていたのを覚えている。
我々指導者が一番嬉しいのは、試合で練習の成果が出た時はもちろんのことだが、子ども達自身の目指す進路が決定し、卒業後も元気な姿を見せてくれるのが本当に嬉しいことなのである。
卓球のみならず、「努力は報われる」のであり、努力は嘘をつかないのである。
今年も、またまた子どもたちに教えられたところである。
いろいろな試練を乗り越えた子どもたちが、明日の未来に向かって元気に巣立って行って欲しいと願っている。