2016(平成28年)に予定されている2順目岩手国体開催について、今朝の岩手日報には規模を縮小して開催の方向で推移してきている、と載っていた。
多くの県民が開催を望んでおり、順当の方向で進んでいると思われがちだが、その裏には震災復興と共に準備を進めていかなければならず、財政など等様々な困難が予想される。
施設整備や準備のための人的増員、また強化に関わる費用について県からの予算は、ほとんど見込めない状況にある。
しかし、だからと言って手をこまねいてばかりはいられないのである。
官だけで出来ないものは、民の力を結集してこの窮地を打開していかなければならないし、今だからこそ出来ることもあるのではないかと思っている。
今回の3.11被災県では初めて開催される国体であり、今までにない開催のあり方を模索するいい機会になるとも思うし全国の皆さんも注目している。
各競技団体においても、行政に頼らない独自の方針を打ち出し、早急に強化や運営の対策にあたって行かなければならないのである。
国体開催の意義が、被災地復興の新たな力の結集になるように進めていくことで、それが示されるのではないかと、今日は私見を述べさせて頂いた。
*市民大会表彰風景