今日は、姉の還暦祝い同級会が開かれる。
当大船渡地域では、33歳・42歳・60歳・70歳・77歳等には、厄払いや同級会が卒業小学校や中学校単位で開催されている。
私の姉も昭和48年度盛小学校を卒業、今年還暦(60歳)を迎えた。
3.11大震災大津波によりこの会は開催が危ぶまれていたが、同級生皆さんのお力添えで試行錯誤の上に開催の運びとなったようである。
姉は自宅が津波により半壊し、現在は中学校校庭の応急仮設住宅で生活を余儀なくされているが今日は、盛岡から小学校時代に転校をしていった仲の良かった友達も参加するとのことで久々に張り切っている様子が電話から窺がえた。
42歳の年祝いアルバム(当社で作成)をその友達に見せたいと、先ほど電話がかかってきた。どうやら自分のアルバムは、津波にのまれてしまった様なのである。
埼玉からは、いとこも参加することになっており、 姉といとこは同級生ということで小さい頃からいつも一緒であったし、高校も現在は津波ですっかりその形も見るのが無残なその高田高校に共に進んで青春の1ページを送った。
今日は、みんないろんな思いで同級生が集う。
今日を還暦祝いを起点に姉やいとこそして先輩の皆さんが元気な笑顔を取り戻してくれるように切に願っている。