今月の1日には、お年玉年賀はがきが発売されたが、今年の売れ行きは芳しくないという。
特に被災地では、近い身内に亡くなった人はいなくても親戚をたどれば多くの人が被害を受けているし、友人が被災して大変な苦労をしている等々、単純に恒例だからといって年賀状を書けずにいる方も多くおられるようである。
また、住所録やパソコンを流されて宛先が調べられない人も居る。
だからと言って、震災に対する支援などに御礼を伝えなければ、ということもありどうしたら良いものか困っている方々がたくさん居るようである。
遠くの親戚や知人に元気で居ることや、近況を知らせることも「絆」を深める大切なことであり、何にしても年賀状は出されたほうが良いのでは?
それでなければ、年賀状ではなくても年末年始ごあいさつ「欠礼のはがき」だけでも出したいものと思うのだが?
内陸地や遠方から被災地に出される方々には、それぞれが転居届けを出していれば旧住所で郵便は必ず届くことになっているので、ぜひ励ましの言葉を添えて年賀状を送ってほしいものと思っている。