社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

全日本卓球選手権!①

2011-01-19 08:48:22 | Weblog
 昨日、h22年度全日本卓球選手権大会が東京体育館で始まり、一日目はジュニアと混合ダブルスが行なわれた。

 県勢の期待のジュニアは、男子の専北3名(大野・星・北原)が順調に2回戦に進み、女子は滝浦(大野)が2回戦に勝ち進んだが、塩倉(大野)と高橋梓海(大野一)は1回戦で姿を消した。

 特に、高橋梓海(大野一)は11月に花巻で開催された全日本カデット13歳以下3位の加藤美優(東京・TMO)との対戦で、どのような結果になるのか興味と期待を持ってみていたが、残念ながら1-3で敗退したようである。

 混合ダブルスでは、滝浦兄妹が1回戦を突破したが2回戦で青森の上田・森園組に屈した。北村・鈴木(富士大)ペアは1回戦で敗退した。

 また、盛岡出身の水野祐哉(東京アート)・梶本麻莉菜(東京電力)組は順調に勝ち進み16強入りし上位を目指している。

 今年の全日本はなんと言っても、男子シングルスで前人未到の5連覇に挑む水谷隼選手(明治大)が注目である。世界ランクも8位に上昇、グランドファイナルも制して波に乗っているので5連覇は堅いかなと私は思っているし応援している。

 また女子では、新女王の座を目指して熾烈な戦いが予想されるが、福原愛選手が念願のチャンピオンになれるか、あるいはまたもや国内では勝てないというジンクスが続いてしまうのか、さらに興味は尽きないところである。

 今年は会場で観戦することは出来ないが、土日のTVを楽しみにしている。




渡邊俊治氏講習会!②

2011-01-18 08:21:38 | Weblog
 青森山田卓球部の歴史とともに歩んでこられた渡邊氏からは、初めから山田が順風満帆で来た訳ではなく、選手の人数が足りなく陸上部などから借りて出場したり、どの学校にもあるような事もあって苦労したようである。

 渡邊氏が昭和45年にコーチに就任した時代は、後に同じくコーチとして一緒に行動することになる久保氏とともに、練習時間の初めから終わりまでずっと練習相手やボール上げをして、ランニングでは常に先頭を走りコーチの練習量が連取の誰よりも一番多かったということである。

 現在の練習時間は、14時~19時までは規定練習、一旦食事をしてから夜間練習ということであり、夜間はサーブ練習を多く取り入れているようである。

 選手同士がライバルということもあり、練習場は常にピリピリした状態で集合する場合などは瞬時に集まる。(逆に弱いチームは集合する動作が遅い)

 練習は、ボールを実際に打っている時間の長さが問題であり、総合的な練習時間ではなく、普通の学校の打球している時間は8%~18%ぐらいだと思われるがそれを山田では40~50%に上げることを目指しているとのことである。

 いかに球拾いに時間を費やしているかであり、ミスをしない練習が求められるのである。
 
 先頃、世界選手権の代表を勝ち取った松平賢治選手は、常に全力投球で相手が誰であれ最高のパフォーマンスを見せる人間的にも素晴らしい青年であることも紹介された。

 昨年のミニ国の会場で松平賢治選手と少し話す機会があり、6月には弟の松平健太選手がこの体育館に招待選手として来られたことを話すと、兄の賢治選手は「今度は僕が呼んでもらえるように頑張ります」と話したことを思い出し、『努力は報われる』ということが実証され、私自身にとっても大変嬉しいことであった。

 また、番外編ではあるが、愛ちゃんは大会前は青森山田に来て練習をすることが多いし、納豆が大好きで毎日食べているそうである。










渡邊俊治氏講習会!①

2011-01-17 08:30:12 | Weblog
 昨日の午前中は、長らく青森山田学園のコーチ監督を務められている渡邊俊治さんの指導者講習会が行なわれ、参加された指導者たちが青森山田の強さの秘密にせまろうと約2時間30分に渡り熱心に聴講していた。

 宮城県の中新田からも子どもたちの指導をしているSさんも来られて、何か指導のヒントをつかむ事が出来たと話しておられた。 

 初めに、青森山田学園のTV録画が流され卓球だけでなく何故スポーツが強いのかの一端が紹介された。

 経営者でもある木村理事長の「山田が変われば青森が変わる」の掛け声とともに全学園が一体となって取り組んでいるその様子が見て取れたのである。

 一般の中・高と違うのは、スポーツクラスの5・6時間目は体育授業ということでそれぞれの競技の練習に充てられているということであり、午後からは卓球尽くめなのでである。

 クラスも、野球部・サッカー部など部員の多いところは一つの部がクラスになっているのであり、部員の少ない同士でまたクラスが編成されているのである。

 全員が寮生活であり、正に寝ているとき意外はスポーツ尽くしなのである。








 


多田公孝副会長祝賀会!

2011-01-16 17:21:35 | Weblog
 岩手県卓球協会副会長、そして花巻市卓球協会長である多田公孝先生の『岩手県教育表彰の受賞祝賀会』が昨日15日18時より盛岡市「ホテルルイズ」において賑やかに開催された。

 多田先生は、青森国体少年女子の監督をされ岩手県を見事準優勝に導かれるなど数々の素晴らしい業績をあげられた功績が認められ今回の受賞の栄に浴された。

 会では、小野会長・甘竹名誉会長はじめ多くの方々からお祝いの言葉が述べられ、先生の素晴らしさや心配りのされるその優しい人柄が披露され、その偉大さにあらためて心を打たれたところである。

 乾杯の杯には、先生がこよなく愛する日本酒が注がれており、参加者全員で杯を上げたのである。

 和やかなうちにあっという間のひと時であったが、終わりに記念品として「ぐいのみ」が参列者を代表して娘婿のK先生から贈られ、これまた感動的な場面であった。

 これからもますますお元気でご活躍されんことと、私たちに今まで以上のご指導をいただきたいとお願いするばかりである。

 「多田公孝先生、本当におめでとうございました。」






県卓協強化部・常任理事会議

2011-01-16 17:00:58 | Weblog
 昨日は11時から岩手県卓球協会の強化部会議、15時からは常任理事会が開催され今年度の反省と来年度に向けた事業等の確認などが行なわれた。

 まず強化部会議においては、あと5年に迫った2順目岩手国体に向けての方針などについて長時間に渡り熱心な議論が交わされ、特に小学校中・高学年の岩手国体時の高校生の強化を図ることが再確認された。

 続いての常任理事会では、本年度の経過報告がなされその上での来年度の計画については、要項等の見直しや役員改選期の件とともに次回(3月)の常任理事会までにそれぞれの意見をまとめてくること、あるいはそれに伴う予算編成上の問題では登録料の見直しも必要であるとの意見も出ていた。

 また、7月に奥州市で開催されるインカレについても意見が出されたが、次回や総会までの懸案事項となった。

今日明日は県卓の会議・講習会で盛岡へ出かける!

2011-01-15 07:24:23 | Weblog
今日は、岩手県卓球協会の会議と新年会(祝賀会)と明日は、指導者講習会の為に盛岡に出掛ける。

 最近の寒さと、雪のため悪路だと思われるので早めに大船渡を出たいと思っている。
なにしろ、現在大船渡にはほとんど雪はないので内陸に出掛ける時には、特別に神経を使うのである。

 11時から強化会議、つづいて15時からは常任理事会、そして多田公孝先生の岩手県教育表彰受賞の祝賀会を兼ねた新年会が開催され引き続き参加をしてくる。

 会議の中では、来年度の事業計画の日程も出されることになっていて、また新しく平成23年度も始まるのだな、という気にさせられるのである。

 翌16日は、青森山田学園の渡邊俊治氏の卓球指導者講習会があり聴講してくる。
内容については後日紹介をしていきたいと思っている。

メンタルトレーニングは新しいトレーニング?

2011-01-14 08:35:50 | Weblog
 子どものメンタルトレーニングQ&Aから

Q:メンタルトレーニングは新しいトレーニングなの?

 A:最近よく耳にする『メンタルトレーニング』。

 多くの方が、新しいトレーニングだと思っていませんか?
 しかし、海外ではオリンピックで勝つために1950年代後半から取り入れられてきた歴史があります。

 日本では「気合だ!」「根性だ!」といった時代に、すでに海外では科学的にメンタル面の強化が行なわれていました。(メンタルトレーニングアドバイザー小倉晃輔氏)


 
 日本でのメンタルトレーニングといってすぐ思い当たるのは、『座禅』である。

 いろいろな悩みや邪心を払う為に行なわれたり、集団の結束力・団結を高める為に団体として取り組むこともある。

 我が大船渡高校卓球部では、練習の初めと終わりに正座をして1分間の黙想をしている。

 心の整理や自分を取り戻す為のものであるが、これは新人戦に敗退してからの取り組みでまだ数ヶ月であり、その効果は定かではないが日々の積み重ねが肝心と続けているところである。

強くなるためのきっかけ!

2011-01-13 08:26:10 | Weblog
 卓球を強くなる為には、いろいろなきっかけやそのタイミング(場面)があると思うが、代表的なものには日々の練習・練習試合・大会などが挙げられるが、これは誰にでもある要素であるがさらに上を目指したりするためには、選手のモチベーションをレベルの高いものにしていかなければならないのである。

 岩手県の高体連卓球専門部では、県の上位者から選抜して以前は韓国に選手団を派遣しその強化に努めてきたが、今回は1月4日~8日まで中国で合宿を行い現地のコーチから指導を受けてきた。

 つまり、マンネリ化した練習や卓球に対する考え方などは、外に出て実際に体験することで様々な貴重な発見が得られるのである。

 我々指導者は、いかに子どもたちのモチベーションを挙げてやれるか、それも指導の大きな要素であると思っている。

 教育を進める中で、その「環境整備」が大きな柱だとよく言われる。

 卓球の世界においても、いかに子ども達と向き合ってその環境を整え、強くなる為のきっかけを探して具現化することが重要なのだと私は考えている。

 また、「強くなるため」を「勝つため」に置き換えていくとさらに様々な発想が拡がって来るのである。




第36回東北卓球連盟強化合宿!

2011-01-12 08:43:05 | Weblog
 年末に秋田市で開催された俗称「東北選抜合宿」について、その成績結果から県勢の位置関係を探ってみたい。

 初めに男子は、大野(専北2年)が2位に食い込んで昨年5位からの順位を上げて順調に力をつけていることを証明した。

 星(専北2年)は、健闘したが10位となり6位までの東北高校選手権の推薦枠から漏れてしまい残念であったが今後の巻き返しに期待したい。

 16位に今野(高田2年)が入り久々に活躍したが、このまま上昇機運に乗って専北勢を脅かすまでに実力を付けて欲しいと思っている。

 26位に北原(専北1年)、33位阿部(専北2年)、37位金子(専北2年)、
41位小笠原(晴山中3年)、50位大渡(大野1年)となった。

 ベスト10を見ると、青森山田の準レギュラーが1位と3位に、4位には小高工業、6位には東奥学園、残る5・7・8・9位には鶴岡東勢が入り、2月の東北選抜や来年度の東北大会・ミニ国体を展望してみると、今年度と同様青森山田は別格として鶴岡東との2番手争いになるのは間違いない状態であり、これからの練習がますます重要になってくる。

 一方女子は、昨年優勝の浅沼(盛一2年)が14位に沈み2連覇はならなかった。
なかなか練習環境が整わないのか?残念であったが、またいつものような復活を待ちたいと思っている。

 また期待の大野勢は、7位に塩倉(2年)、9位に滝浦(1年)と二人とも残念ながら6位までの来年度の東北大会推薦出場権を勝ち取れなかった。
 特に滝浦については一次予選での敗戦が悔やまれたところである。

 その他では、平舩姉妹の3番目平舩文(大野一中3年)が19位に、橋梓海(大野一中2年)が21位、29位に大淵(大野2年)・41位八重樫(花北青雲2年)・47位小山(関二2年)となった。

 上位ベスト10を見ると、大野の二人以外は全て異なる学校となり、チーム力としての大野は東北選抜予選を勝ち抜けるだけのものはあると思っている。
 大いに期待したい。

 現時点での少年女子岩手としては、ミニ国体での3年連続の2位を十分狙える位置にあると思っている。
 いずれ、これからが本当の戦いになってくるのである。

大船渡新春四大マラソン!

2011-01-11 09:02:59 | Weblog
 昨日は、岩手県の陸上界の幕開けを告げる大船渡新春四大マラソン大会
  ・第60回10マイルロードレース岩手県大会
  ・第60回岩手県南地区駅伝競走大会
  ・第51回10キロロードレース岩手県大会
  ・第59回岩手県南地区中学校駅伝競走大会 
が開催され、この厳寒の中にも拘らず県内から約2,500名の選手が大船渡路を元気一杯に駆け抜けた。

 年末に京都で開催された全国高校駅伝の岩手県代表男子の一関学院や女子の盛岡女子なども参加しており、それぞれトップでゴールし貫禄を見せていた。

 私も毎年競技役員の一人として参加しているが、今年も県内各地からいろいろな方々が選手や監督として沢山お見かけした。

 その中の高校の先生方のチームには卓球部の顧問の先生方もいて、中国から帰ったばかりで時差ぼけがまだ抜けない大野のH先生や、一関工業のS先生・A先生などは、前日から現地に入る熱の入れようで?大会の為のガソリンをたらふく頂いて当日に備えたようである。

 卓球と同じで、何事も準備が肝心?

 そうそう、10マイル駅伝には社会人委員会のA副委員長も前日から大船渡入りし十分な準備(こちらは本物)をして、夜は大黒家で地元のS委員と懇親を深めたらしい。
順位も中位で見事完走を果たして立派なものである。


photo:ラケット持っていないので分かりにくいA先生?夕べのガソリン注入のおかげでめでたく完走です!でもみなさん順位は決して聞かないことにしましょう。