日本体育協会では、フェアプレイの意味を凝縮したフェアプレイ7カ条をせいてした。
このことはスポーツにおいてだけでなく、ふだんの生活でも自らの行動の指針となるものである。
1.約束を守ろう
2.感謝しよう
3.全力をつくそう
4.挑戦しよう
5.仲間を信じよう
6.思いやりを持とう
7.たのしもう
(*スポーツを愛するすべての皆さまへより)
日本体育協会では、フェアプレイの意味を凝縮したフェアプレイ7カ条をせいてした。
このことはスポーツにおいてだけでなく、ふだんの生活でも自らの行動の指針となるものである。
1.約束を守ろう
2.感謝しよう
3.全力をつくそう
4.挑戦しよう
5.仲間を信じよう
6.思いやりを持とう
7.たのしもう
(*スポーツを愛するすべての皆さまへより)
今月の1日には、お年玉年賀はがきが発売されたが、今年の売れ行きは芳しくないという。
特に被災地では、近い身内に亡くなった人はいなくても親戚をたどれば多くの人が被害を受けているし、友人が被災して大変な苦労をしている等々、単純に恒例だからといって年賀状を書けずにいる方も多くおられるようである。
また、住所録やパソコンを流されて宛先が調べられない人も居る。
だからと言って、震災に対する支援などに御礼を伝えなければ、ということもありどうしたら良いものか困っている方々がたくさん居るようである。
遠くの親戚や知人に元気で居ることや、近況を知らせることも「絆」を深める大切なことであり、何にしても年賀状は出されたほうが良いのでは?
それでなければ、年賀状ではなくても年末年始ごあいさつ「欠礼のはがき」だけでも出したいものと思うのだが?
内陸地や遠方から被災地に出される方々には、それぞれが転居届けを出していれば旧住所で郵便は必ず届くことになっているので、ぜひ励ましの言葉を添えて年賀状を送ってほしいものと思っている。
昨日、高校の練習に3年生の女子キャプテンKが嬉しい知らせを報告に来た。
それは、大学合格が決まったという喜色満面の笑顔に溢れていて、本当に頑張ったんだなと、こちらまで嬉しくなったのである。
1・2年生も自分のことのように喜び、全員がK先輩とハイタッチをして喜び合っていた。
Kの震災後は、避難所に毎日通って被災者のお世話をしたり、部活の打合せに行った時も全国からのボランティア団体の方々と一緒に支援物資の区分け作業に追われていたのを覚えている。
我々指導者が一番嬉しいのは、試合で練習の成果が出た時はもちろんのことだが、子ども達自身の目指す進路が決定し、卒業後も元気な姿を見せてくれるのが本当に嬉しいことなのである。
卓球のみならず、「努力は報われる」のであり、努力は嘘をつかないのである。
今年も、またまた子どもたちに教えられたところである。
いろいろな試練を乗り越えた子どもたちが、明日の未来に向かって元気に巣立って行って欲しいと願っている。
[現代社会におけるスポーツへの期待]
・豊な人間性の育成(コミュニケーション能力やリーダーシップの育成)
・健康保持増進と疾病予防による医療費・介護費の抑制
・明るく活力ある社会づくり、地域コミュニケーションの再生、新しい公共への貢献
・国際交流と相互理解促進
・スポーツ産業の広がりによる経済発展
・環境問題意識の高揚
(日本体育協会「スポーツを愛するすべての皆さまへ」より)
以上で示しているように、昨今スポーツは単に心身を鍛え体力を向上させるだけではなく、スポーツの持つ価値や効用を引き出しながら社会全体に貢献していくことも期待されているのであり、その指導の一端を担っている我々も、少なからずこの期待にこたえていかなければならない。
さて、あの大震災から8ヶ月余りが経過し、被災者には新たな難題が山積している。
昨日は、東北や県内各地でも初雪が観測され、仮設住宅でこの冬を迎える方々からは「とても寒くて大変だ」との声が多く出ている。
また、失業手当もそろそろ切れてしまう方も多く、次なる生活の手立てがいっこうに進まない、と苛立ちの声も聞こえる。
さらには、運動不足で太ってしまい成人病や高血圧も心配されるのである。
このような時は、少しでも外に出て散歩やウオーキングでもできれば良いのだが、高齢の方や足の不自由な人達にとってはなかなか取り組めない現状もある。
室内で簡単にできる軽体操などを、行政の手が行き届かないところにはボランティアの方々に手伝ってもらいながら進めていかなければならないが、その受け皿になる仮設住宅のコミュニティーの構築が大切であり、早急に進めなければならない課題である。
大船渡市・釜石市・住田町にまたがる標高1,351mの五葉山が初冠雪で覆われた。
今年は、比較的今までは暖かく油断をしていた気がするが、季節はしっかり冬へと動き出しているのである。
我々の冬支度も早急にしなければならないが、また明後日辺りは暖かさが戻りそうであり、このような時期は寒暖の差が激しく風邪が流行るのも例年のことなので、手洗いやうがいをしてその対策に当たらなくてはならないと思っている。
タイヤも早めの交換がいざという時にあわてなくても済むのであり、何事も「備えあれば憂いなし」とは震災から得た教訓でもあるので、「忘れてはいけないこと」だと強く自分に言い聞かせている。
昨日のブログでは、滝浦選手の今年の優勝回数を9冠と書いたが、全日本ジュニアの県予選を含めると10冠になる。
これは、高体連の須藤晃司委員長からご指摘を頂いたもので、ますます滝浦選手の偉業が浮き彫りになったのであり、更なる嬉しさと凄さに感動をしている。
来年は、大野高校に高橋梓海・松浦明香里選手(大野中)などが入学するとも聞いていて、これからますます女子では大野の時代が続くだろうと予想されるのである。
さて、このように大野の躍進はまだまだこれから続いて行くものだと思うが、そのルーツはいったいどこにあるのだろうと興味が湧いてくる。
約50年ぐらい前には、県内各地区ではそれぞれ有名な先生方がおられて、その地区や学校がいつも県の上位を争っていたように思われる。
丁度その頃、故大原克巳先生(初めの頃は中学教師だったと聞いており、後に高校教師となる。)が教師2校目として大野二中に赴任し、弱小チームを鍛え上げ県大会に出場させたと聞いている。
ひょっとしたら、その時が大野の出発点かもしれないのである。
そして歴史は脈々と受け繋がれ、現在の最強軍団大野が出来上がったのである。
現在は、小坂信彦先生と細川健治先生、そして毎日指導に当たっている章さん、白戸さんはじめ行政をも巻き込んだ大野の人々のバックアップがあっての実績だと思う。また、下宿屋として県内外から大野を慕って来る選手たちを、支えている住民の力も大きいのである。
また、男子専北の野田先生も、そういう環境で育てられた一人であり、生粋の大野っ子なのである。
昨日は、男女シングルスが行われ男子はベスト8に専大北上高校から5人、そのほかに専北出身の小嶋大亮(立命館大)、と滝浦兄弟(シオノギ薬品)が入り、ベスト4は専北4人(ミニ国代表選手)が占め、準決勝は星 智仁対阿部竜也の3年対決となり3-0で星が勝利、大野対北原の(3年対2年)対決は3-1で大野が貫禄を見せ決勝に進んだ。
なお、全日本参加資格を争った3位決定戦は3-1で北原が阿部を下した。
さて、大野対星の対戦は今まで何回あったのだろう?
私の記憶では、星は大野にいつも大接戦の末敗れていた印象が強いのであるが、今回もまたセットオールの大接戦になり、最後は9本で大野を振り切った星が個人戦の集大成ともいえる高校生活最後の公式大会を優勝で飾ったのである。
星選手の今までの努力と優勝に、心からおめでとうと言いたい!
この二人は、野田監督によって鍛えられ全国でも通用する選手に成長した。
どちらも関東の強豪大学に進むものと思うが、今から期待したいと思っている。
一方女子は、滝浦華奈(大野高2年)が決勝まで1セットも落とさずに完全優勝を果たし、高総体と高校新人に続いての3冠(計全9冠)を成し遂げる、県卓球界では前人未到の大偉業を達成したのである。
全く素晴らしいとしか言いようがないことであり、本にはもとよりご両親や関係者の皆さんにお祝いを申し上げる。おめでとう!
2位には、準決勝で平舩亜美(早大)を3-2で下した石川真須美(東北銀行)が入り、もう一人の3位には増沢薫(東北学院)が入り、山口国体のメンバー3人の石川・平舩・増沢は高校生滝浦の引き立て役に回ってしまったのである。
また3位決定戦では、平舩が3-0で増沢を下し3番目の出場権を手にした。
総じて、今大会の男子は専大北上高校、そして女子は大野高校の選手が大活躍をし、一般から主役の座を奪い取った感がある。
男女ともジュニアも含めた、平成23年度全日本卓球選手権大会は来るh24年1月17日~22日まで東京体育館で開催される。
関東各地からの参加者も含めたオール岩手の選手たちの活躍に期待したい。
昨日今日と、全日本選手権一般の部・県予選会(県選手権大会)が開かれている。
昨日は、男女ダブルスと混合ダブルスが行われ、各種目上位2組がそれぞれ来年1月の東京体育館で開催される全日本選手権に出場する。
男子ダブルスでは、ベスト4を専北の3組が占め、残りを実績ある滝浦兄弟との対決であったが、準決勝で北原・宮村(専北2年・1年)ペアが3-0で滝浦兄弟を下し、もう一つの準決勝は大野・星(専北3年)組みが順調に後輩の石井・片桐(専北1年)組を下し、決勝でも難なく3-0で北原・宮村組を一蹴し優勝、強さと貫禄を見せつけた。
一方女子ダブルスでは、滝浦華奈(大野高2年)・高橋梓海(大野中3年)の国体ペアが準決勝で石川真須美(東北銀行)・斎藤友里香(MJC)ペアを3-0、決勝でも平舩文(大野高1年)・松浦明香里(大野中3年)組に3-0と圧勝した。もう一つの3位には恵平祐希・三浦瑞姫(大野高1年)ペアが頑張り入賞した。
混合ダブルスでは、滝浦一樹(シオノギ薬品)・滝浦華奈兄妹が準決勝の川代貴大・鈴木陽子(富士大)ペアを3-2のセットオールで下し、決勝では滝浦直人(シオノギ薬品)・平舩亜美(早大)組に3-0と快勝した、小田桐憲仁(富士大職)・小野寺美咲(富士大)ペアに3-1と1セット目は落としたがその後は安定し2連覇を成し遂げた。
男子では専大北上高校、女子では大野高・中の独壇場といったところである。
一日目の結果、滝浦華奈は女子ダブルスと混合ダブルスを制し、先月の高校新人大会に続き一般の部でも3冠に王手をかけた。
もう一つ特筆すべきは、混合ダブルスでパートナーの良さを引き出し決勝まで進出させた小田桐選手である。全国での実績は申し分ないところだが、40という年齢を感じさせない若さと、上手さを兼ね備え今更ながらに素晴らしい選手だと感じた。
大会前日、会議・夕食と少しの時間を共にしたがお酒は当然控えめにしていたし、少し喉の調子を整えて?大会に臨んでいたようである。
大会に臨む調整の仕方を、いつかとことん聞いてみようと思っている。
今日は、男女シングルスが行われている。
昨日、サンセール盛岡で平成23年度岩手県体育協会の研修会があり、国体監督の立場で参加してきた。
初めの県体協理事長のあいさつでの中で、2順目岩手国体開催についてふれ、結論としては12月に県知事がその決定をする、という報告がなされたのである。
各競技団体としては、大方が開催を支持しているが現在の状況が状況だけに予断を許さないところではある。
国体に向けた強化予算についても、現在の厳しい状況下の中で増額を期待することは非常に困難なのであり、各競技団体がそれぞれ努力する以外にはないのかもしれない。
それでも国体開催は、スポーツを通じて県民に勇気と感動を与え、そして全国へ復興に向けて頑張っていることを、発信していくことが大事なのではないかと私は思う。
3.11から今日で8ヶ月が経過した。
あれから約240日が経ち、当地ではガレキも大分片付けられて来てはいるようだが、これから冬本番を迎えるにあったって、仮設住宅で暮らしている被災者の方々はどんな思いでこの寒さをしのいでいくのだろうか、そして将来設計が定まらないことが一番の苦難であることは、皆の一致することだろうと想像できる。
それぞれが、日々の目標が無ければ必然的にモチベーションも上がらず、笑顔も少なくなって来てしまうのである。
このような時は、少しでも身体を動かして健康体を維持していくことが求められる。
そのためには、被災者を取り巻く環境作りやイベントの開催は欠かせないが、同時に心のケアも進めていかなければならない。
この二つの要件は、できれば切り離さずに一体化したものが求められるし、私自身、この15日には体育指導委員(スポーツ推進委員)の立場で、高齢者や被災者の方たちと中学生に、ニュースポーツを通して健康な心身の維持と、それぞれ立場の違う人同士のコミュニケーションが図られるようお手伝いをすることになっている。
今日は、県体協の会議があり盛岡に出掛ける。
2順目岩手国体に向けて、どのような指針が示されるのか興味深いところである。