笑いとばしたら、心も晴れるさ。

人生、山あり谷あり、壁に耳あり障子にメアリー、
結構毛だらけ猫灰だらけ、おしりの回りは…わりと綺麗っ!!

辛く尊い決断

2012-06-15 06:50:54 | 日記
6歳未満児の脳死判定で臓器提供が行われる。

これは…よく決断なさったなと思う。

自分の子だったらどうだろうか?
18歳で大人となった今でも、
そうなった場合決断できるかどうか…。
もう可能性はないですよ。と言われても、
暖かい体の子が目の前にいるんですものね。

ただもう一つの感情としては、
臓器だけとなっても、
どこかで生きているという希望となるのか。

自分自身であれば、
脳死となったらどうぞどこでもご利用下さい。
と常々思っているし、
一応そんな意思カードも持ってはいるが、
家族というカテゴリーでも、
子供というのは自分よりも特別な存在であるから、
決断は難しいだろうなと思う。
冷静に考えれば、
決断が出来ずにいればやがて子供は亡くなるし、
臓器となって生きているという希望も失うのだが、
やはりそうなった場合そこまで冷静にいられるか…。

ある海外のドキュメンタリーを観た事がある。
娘が脳死となり臓器提供を求められる家族。
最後は臓器提供を承諾するのだが、
どの部分を提供するか聞かれ、
「目は残してあげて」と泣くのである。
顔だけはきれいなままでと。

とても心が痛む言葉だった。

提供を決めても出来ない決断はある。








今回のご家族の重く尊い決断で、
他の幼い命が何人も救われる事になった。






コメント
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