電力使用制限令、あす37年ぶり発動 大口需要に15%節電義務付け(産経新聞) - goo ニュース
東日本大震災後の電力不足を受けて、政府は7月1日、東京電力、東北電力管内にある
大規模工場など大口電力需要家に対して昨年比15%の節電を義務付ける電力使用制限令を発動する。
第1次石油危機があった昭和49年以来37年ぶりの発動で、不測の大規模停電を防止するのが狙いだ。
これに合わせて東電と東北電は30日以降、翌日や当日の電力需給についてより詳細な見通しを発表し、
利用者に一層の節電を促す。
政府が電力使用制限令を発動するのは、震災で被災した東電、東北電管内の原子力発電所が停止し、
電力の供給力が著しく落ち込んでいるからだ。東電管内では29日、電力需要が
震災後最大の4570万キロワットに達し、最大供給力の4900万キロワットの93%を超えた。
需要が供給を超えれば、不測の大規模停電を引き起こす恐れがある。
東電は7月末までに震災で停止した火力発電を復旧させるなどして、
最大供給力を5520万キロワットまで引き上げる方針だ。しかし昨年夏は、
7月20日に電力需要が5700万キロワットを超えており、
「節電が不可欠」(経済産業省幹部)な状況にある。
東電は30日からホームページで「でんき予報」を公表し、翌日の電力需給について、
予測データと「供給が厳しくなる」などの見通しを毎日午後6時に掲載する。
東北電も7月1日から毎日午前11時台に、その日の午後の電力需給状況を、
管内の民放テレビ26局を通じて放送する。
【用語解説】電力使用制限令
経済産業相が電力不足に陥る恐れがある場合に電気事業法27条に基づいて発動する措置で、
7月1日以降、東京電力、東北電力管内の契約電力が500キロワット以上の
大口需要家が使える電力を昨年夏の最大電力の85%までに制限する。
病院に例外、緩和措置があるが、故意に違反すれば100万円以下の罰金となる。
期間は東電管内が9月22日まで、東北電管内が9月9日までで、
平日午前9時から午後8時が対象となる。
先日会社でも、電力使用制限令の説明がのった回覧が回っていました。
たしか15%削減できないところは罰金に加えて告知するとかなんとか・・・・
まぁ無駄遣いをなくすというところはいいとしても、けちりすぎると今度は
熱中症なんてものにかかったりしますからねぇ・・・・・。
基本家ではエアコンは使っていませんが、扇風機だけは回してます。。。
扇風機まで使わないようにしたら命の保証ができませんからね。。