2009年3月7日(土)
京の冬の旅と称して右京エリアの特別公開された非公開文化財を見てきました。
妙心寺(三門・衡梅院)、妙光寺、仁和寺(金堂・経蔵)の4ヶ所
職場の同僚とJR花園駅で待ち合わせをして、まず妙心寺三門からスタートしました。
この三門は年一回(6月18日)公開されるそうですが、特別公開は23年ぶりとのことです。楼上内は撮影禁止でしたが、観音菩薩像、十六羅漢像が祀られ、天井には極彩色の飛龍や楽器が描かれていて壮観でした。(京の冬の旅の表紙は三門楼上内です)
三門からみた仏殿 左手に仁和寺の五重塔が見えました。
次に妙心寺四派の源流となった雪江禅師に因んで名づけられた『四河一源の庭』がる衡梅院に行きました。ここも内部は撮影禁止でしたが、障壁画は時代を感じました。
形がユニークな鐘がありました
妙心寺にはまだ見所がいっぱいありましたが、別に記載します。
次は初公開の妙光寺です。俵屋宗達筆国宝の『風神雷神』は妙光寺に奉納されたが、今は建仁寺が所蔵し、本物は京都国立博物館にあって建仁寺には複製があるそうです。
今回公開された『風神雷神図屏風』は織物で再現されたものでしたが、説明を受けるまでは複製だと思っていました。これはこれとして素晴らしいものでした。
妙光寺は京都十刹にも選ばれたそうですが、今大復興の途上にあります。
裏手の小山に登ると京都市内が一望できました。
最後に仁和寺の金堂と経蔵に行きました。国宝の金堂内に入って本尊・阿弥陀三尊像や四天王像、帝釈天像を見ることができました。経蔵は経典が収められたお堂で768個の経箱がある8角形の回転式輪蔵が中央にありました。
金堂の入口から経蔵を望む
3ヶ所まわってスタンプをもらうと『ちょっと一服券』になる企画にも参加して最後に花園会館で抹茶と菓子を頂きました。
メニューには700円となっていました。ちょっと得した気分です。