白ゲルコートを吹き付け、サンディング、研磨、ガンネルの装着で、それらしく見えるようになった調査船の全容です。
この日は、ADCP機材の取り付けクリアランスを見たり、搭載した状態での重量バランスを
見るべく、久留米市にある建設コンサルタント企業様の本社へ訪問致しました。
機材を収める筒は、ゲルコートを塗布した分だけ狭くなっており、
取り付け時にかなりタイトになっていたので、今後更に要サンディングです。
ゴニョゴニョと仕上がりの言い訳をしています。
今回この製作の話しを持ちかけてくださった地理空間情報部のYさん。
取扱いの注意点の説明をしている所です。
機材を搭載して持ち運びたいとの事で、持ち運びハンドルの位置も決まりました。
船体重量は12kg、ADCP機材は5.4kg。全長130cm 全幅50cm
このボートの型式名称は、船底がTの字形状をしているので、Tボート『TY-1300』と名付けました。
次週、実際に機材を積み込み、実際に河川でデータ収集のテスト走行です!
※ADCPとは ( Acoustic Doppler Current Profiler )
超音波のドップラー効果を利用した、多層流向流速計の事です。
導入して活用されている所はまだまだ少いそうです。