2014年11月7日
前回北緯41度 仏コルシカ島の 快適気候を紹介したが、
何となく、さらに北にも快適気候があるのではないか?という気がしていた。
すなわち 地中海性気候では無くても、西岸海洋性気候ならば、
快適気候はあるはずと、考えたからである。
西岸海洋性気候なら、西ヨーロッパのかなり北の地まで該当する。
それなら、キリのいいところで 北緯50度はどうだ?
と言うわけで、今回探し出したのが、英シリ―諸島である。
まず、強引に日本との緯度比較をしてみたい。
前回北緯41度 仏コルシカ島の 快適気候を紹介したが、
何となく、さらに北にも快適気候があるのではないか?という気がしていた。
すなわち 地中海性気候では無くても、西岸海洋性気候ならば、
快適気候はあるはずと、考えたからである。
西岸海洋性気候なら、西ヨーロッパのかなり北の地まで該当する。
それなら、キリのいいところで 北緯50度はどうだ?
と言うわけで、今回探し出したのが、英シリ―諸島である。
まず、強引に日本との緯度比較をしてみたい。
北海道より遥かに
北の地に驚異の
快適気候があるとは
にわかには信じ難い。
もしもこれが
日本の海だったら
冬のケルト海は
流氷の海と
化してしまう。
次に 北緯50度たるや、一体いかほど北の地であるか?
世界地図で示す。
バンクーバー島は
比較的温暖だが、
ニューファンドランド島
アスタナ(カザフスタン)
ハバロフスク(ロシア)
はいずれも、
冗談でも温暖
とは言えない。
さて、冗談でも温暖とは言えないハバロフスクと、シリ―諸島の
気温を比較したい。
ユーラシア大陸の
東と西で、こんなにも
気候は違ってしまう。
シリ―諸島は
どんなに暑くても
20℃
どんなに寒くても
10℃ という
驚異的に年較差の
少ない諸島である。
北緯50度でも
冬場が温暖な為、
亜熱帯性の
シダ植物も育つ。
繰り返すが、
北海道より遥かに
北の島々である。
なぜ、シリ―諸島がこれほどまでに温暖なのか?
やはり、強力暖流の北大西洋海流の賜物と言わざるを得ない。
北大西洋海流は
西ヨーロッパ諸国
はもちろん、
アイスランドまでも
西岸海洋性気候
たらしめている。
恐るべし北大西洋海流、
北緯50度 英シリ―諸島に 亜熱帯植物生い茂る
快適気候を与えんとは・・・・・・。