にほんブログ村
2015年10月16日
電車に乗る番長。
A駅で乗って、降りるのは3つ先のD駅だ。
やや駆け込み気味に 押しくら饅頭みたいな形で
背中から満員電車に乗り込む。
そこまではよかった。少々強引だろうが乗ったことは乗ったのだ。
ところが、その直後異変に気づく番長。
なんと、あるものがドアに挟まってしまった。
かばん?傘?はいている靴?
いやいやそんな大きなものなら駅員が気付いて
ドアを開けてくれる。
番長がはさんだものは 取るに足らないものだが、
たったこれだけのことで、まるで身動きができなくなってしまったのだ。
むろん駅員もスル―だ。
無情にも走り出す電車。
「まあいいや、次の駅でドアが開けばすむ事だ」
最初はそう思った。「大したことないさ」と、ね。
数分後、B駅に到着。しかし、開いたのは無情にも反対側のドア。
しかも、人がどっと降りる。
たちまち、ガラガラになる車内。
片や 身動きとれない番長。
「次のC駅こそ こっち側が開くだろう。」
その時はまだそう思っていた。
C駅に到着。
しかし、無情にもまたもや開いたのは反対側のドア。
ここで初めて重大な事実に気付く番長
「もしかして、D駅も反対側のドアが開くのだろうか?」
降りたくても降りられないではないか?
後ろで、
「あの人ドアにぴったりくっついて何やってるの?」
「ちょっとおかしいんじゃないの?」
と、ひそひそ声が聞こえるような気がする。
無理もない、ガラガラの電車で、ドアにぴたっ!と密着し
さながら ドアに向かって一人壁ドンをやってるような格好なのである。
脂汗が一気に噴き出る。
これは相当みっともない。
はさまれて 一人壁ドン 脂汗
幸い D駅では こちら側のドアが開いて事なきを得たが
しば~らく、脂汗は止まらなかった。
番長 電車に乗る時は 押しくら饅頭はやめようね。
でないと、Yシャツのボタンがドアの向こう側にはみ出て
錠前みたいになって取れなくなるよ。(>_
こんなふうに・・・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
書道 ブログランキングへ