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2015年11月24日
3連休で休養十分のはずで出社したが、かえってだるい。
まるで残業する気が起こらず、はやばやと退社する番長。
地下鉄D駅から乗車して、吊革につかまっていると
斜め右側のサラリーマンが 妙に落ち着かない様子だ。
次のM駅に着くや、キョロキョロし 駅名を確認している。
「さては、次のS駅で降りるようだな。しめしめ」
そう思った番長は、サラリーマンのほうに移動を試みる。
かと言って、これ見よがしに移動するのは品が無い。
電車の揺れに乗じて、少しづつ右側に横移動する。
3回ほどの揺れに乗じて、座席2つ分移動した。
しかし、これがかえってわざとらしく 恥ずかしかった。(-_-;)
「座りたい、どーしても座りたい!!」という気持ちが見え見えだ。
そうこうしているうちに S駅が近づいた。
例のサラリーマンは 携帯電話をカバンに片づけ始めた。
「そうそう、素直にS駅で降りるのだ、降りなければならないのだ。」
そう念じながら、余裕の表情の番長(-。-)y-゜゜゜
ほどなくして S駅に到着する。
ところがだ、例のサラリーマン全然降りるそぶりを示さない。
「な・・なぜ降りぬ。( `ー´)ノあのキョロキョロは何だった?(^_-)-☆」
しかも、番長はその後大きなショックを経験する。
なんと、最初に番長が立っていた目の前の席が空き、
乗ってきたご婦人がさっさっさーと、その席に座ってしまった。
なんてことはない。途中で 妙な横移動をしなければ・・・
すんなりと S駅で目の前の席が空いたではないか???
これは ショックが大きい。
ふと、学生時代のこんな思い出が、頭をよぎる。
試験で 3択問題を解いている時、第一印象で「A」を選択し、
終了寸前に 「C」に変更したら 正解は「A」だった・・・
これと同じくらいショックだったね。
降りぬなら キョロキョロするな サラリーマン
その後、サラリーマンは何故か 深い眠りにつき始めた。
川崎駅 横浜駅でもサラリーマンは降りなかった。
周囲の席は どんどん人が降り、人が入れ替わり座っている。
やがて番長の降りる駅が近づき、今度は自分がキョロキョロし始めた。
K駅に到着。番長の降車駅である。
とうとう最後まで座れなかった~。(T_T)
番長は悲しみにつつまれて電車を降りたが、
やはり・・・例のサラリーマンが席を立つことは無かった・・・。
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