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伝わっていますか?あなたの気持ち 分かっていますか?相手の気持ち
中国地方は、梅雨の真最中、それでも、毎日雨が降っているわけではなく、時折、雲の合間からボンヤリした日差しが差してきます。
東広島市福富町の上の原牧場では、梅雨の晴れ間の日曜日に大勢の家族ずれが訪れて、家畜たちと触れ合っていました。【見出し写真は、ハリーと牛たち】
【枝垂れ梅の冴えない果実 今は梅ジュース製造中】
【仙石庭園にできた雄大な枯山水】
この季節、我が家の枝垂れ梅は、果実を収穫するための品種ではないので不細工な実をつけるけど、それでも今年も、梅ジュースの原料くらいにはなりそうです。また、市内にある仙石庭園では、菖蒲田に短い命の青い花が揺れて、そのすぐ近くには、いつの間にか砂谷石の見事な枯山水が完成していました。
私は、老人の学習グループに参加していますが、今日の講座の先生は、珍しく遠方からおいでになりました。その方は、広島国際大学心理科学部コミュニケーション心理学科教授 久次弘子先生で、テーマは「伝わっていますか?あなたの気持ち 分かっていますか?相手の気持ち」です。
私は講座主催者のNさんに命じられて、西高屋駅に久次先生をお出迎えに行きました。週間天気予報では傘マークだったのに、今日は幸いにも梅雨の晴れ間になりました。
【電車到着 先生のお迎え】
小さな田舎駅でも、大切なお客様を見逃さないように、私のお出迎えの「気持ちが伝わる」ように、シッカリ看板を持って、先生をお迎えしました。意思を伝えるには、言葉だけでなく、このように看板を持つなど視覚に訴えることも、また重要ですよね。…始めに一打
【60名は超満室】
今日の受講生は、総勢60名になりました。先生は資料を25部持参されたのですが、大急ぎで追加印刷という賑わいです。
久次先生は、開口一番、雑談のように面白く自己紹介をされました。広島ホームテレビでアナウンサーをされていたこと、大学で20年来教鞭をとって来たことなどです。「90分間の講義時間を共有する人が、どんな人かということを、知り合って聴くことが大切」とのお考えに基づくことだそうです。
【講義の核心】
お話しの中で特に私の心に残った部分は、次のとおりです。
1 コミュニケーションは、情報のキャッチボールである。それなのに年配者は、その知識や経験が妨げになることがある。
2 人は、誰かに期待されること、役割があることが大切である。期待していると思ってもらうこと、また、期待に応えることには、ちょっとしたお芝居が必要である。
3 アリストテレスの弁論術 人は器量についてくる
(1)知性:教養=許容(先生のダジャレ)
(2)人柄:明るさ、熱意、行動力
(3)善意
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