平成22年12月13日の夕方は渋谷 へぎそば 匠で20周年料理長おまかせコース、今年最初の忘年会は、へぎそばと新潟の地酒を楽しみました。
各店舗実施の20周年料理長おまかせコース、予約の際に苦手な料理や食材、料理へのリクエストなども対応してくれるとのこと。
特に苦手な料理はないのでリクエストとしては、いろいろな料理も食べてみたかったのでちょっと軽めのコースでとお願いして予約しました。
へぎ蕎麦は昨年四谷店へ行って以来の訪問で当日までどんな料理がでるのかわくわくしながら楽しみにしていました。
へぎ蕎麦とは、つなぎに、布海苔を使っているそうです。ほんのり、 緑色、つややかな新潟県魚沼地方のお蕎麦。
何でも、へぎの由来は、杉の木などの一枚板を剥ぎ取って作られた器に、蕎麦を小口に盛り込んだものをへぎ蕎麦といい、剥ぎ取るを魚沼地方の方言で「へぎとる」ということから、へぎそばと呼ばれるようになったそうです。
▲渋谷 へぎそば 匠
▲今回のコースのメイン 名物へぎそば 夢幻茸の天麩羅と布海苔のかき揚げと一緒に
▲つるつるしこしこした食感の名物へぎそば
▲ゆでたてをいただきます 越後へぎそば 匠
へぎそばとは、「ふのり」という海草をつなぎに使ったそばです。越後地方で”へぎ”と呼ばれる杉の器に入って出されることで、こう呼ばれています。
器の中で小分けされたそばは、海の波を表しているといわれ、涼の趣がたっぷりです。
へぎそばの特徴は、まずなんと言ってもそばのつなぎにふのりを使用し、つるつるしこしこした食感であることです。
いわゆる本来のそばの喉ごしはのどに引っかかる物らしいのですが、それとは正反対のそばといえます。
▲平成22年12月13日 20周年料理長おまかせコース 御品書 拡大画像
▲越後の地酒 お飲み物のご紹介
▲まずは瓢湖屋敷の杜ブルワリーのスワンレイクビールを
▲日本酒は特別純米酒 山古志
▲前菜 逢わせ盛り クリームチーズのたまり醤油漬け 新潟産もずく 庄内ぺそら漬け 本日の品々のご紹介
クリームチーズのたまり醤油漬けはワイにも合いそう、新潟産もずくは新鮮でしゃきしゃき、庄内ぺそら漬けもお酒の肴にぴったり
▲越後料理 のっぺ 帆立と椎茸の旨みがしみ込んだ含め煮 やさし味
▲エビス生ビール エビスファンにはうれしい1杯
▲造り 本日の2点盛り
▲椀物 そばがき すいとん(鴨入り) お雑煮のようで体が温まります
▲焼物 白子の朴葉みそ焼き 白子のうまみと甘味噌でお酒がすすめます
▲揚げ物 甘鯛の蟹あんかけ あつあつです
▲越後名物 栃尾のジャンボ油揚げ 1枚の大きさ 越後の食材あれこれ
250余年の時の流れを今に伝える「栃尾名物ジャンボ油揚げ」。栃尾の方言では「油揚げ」のことを「あぶらげ」と呼びます。大きさが一般の油揚げとは比べ物にならないほど大きく、また味も美味しいことから、日本一と呼ばれています。こんがりと焼いて、大根おろしや生姜醤油で、また、肉・魚・野菜などと煮込んでもおいしいですよ。ゆっくりと火を通して、熱いうちにどうぞ召し上げれ!お店ではゆず七味で。
▲別注文の鶏わさ
▲〆張鶴 しぼりたて
▲箸休め 雲丹のせ茶碗蒸し 生海苔の香りと雲丹の旨みが口の中に広がります
▲天麩羅で使った夢幻茸(むげんだけ)
以前幣社の社長が夢の中で見た幻のキノコを追い求め、ようやくカタチにできたのがこの夢幻茸です。
難しい栽培方法のため生産量の2%しか取れませんが、大きいわりに繊維密度が高くしっかりとした歯ごたえと、強い甘みが特量的です。
▲デザート 白玉あんこ ほどよい甘さのあんこが白玉とよく合います
▲渋谷 へぎそば 匠
今回、20周年料理長おまかせコースと越後の地酒と越後料理を楽しむことができました。
新潟出身の方や蕎麦好き、日本酒や地ビールのお好きな方、エビスビール派の方にも十分満足していただけるお店だと思っています。
デジブック 『渋谷文化村へぎそば匠』
渋谷文化村 へぎそば 匠
お客様に美味しくおそばを食べて頂く事。
そばをゆでる時間を秒単位ではかり、
そばを巻くリズム素早いテンポ全てを
厳しく修業した職人の手により、
お客様に最高の状態で提供できる様、
常に真剣に取り組んでいます。
(社)日本フードアナリスト協会
(社)日本フードアナリスト協会は、フードアナリストという「食の情報を解説する専門家」を育成している団体です。
おかげさまで会員数が約5,500名となりました。
フードアナリストの活躍も増えており、テレビ・雑誌などの多くの媒体で取り上げられております。
最近では、食品メーカー様や飲食店様の様々なお手伝いをさせていただくまでになっております。
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