平成23年12月の朝食は御飯とともに株式会社山本海苔店の<新海苔>全判焼海苔を食べました。
12月は山本海苔店にとっても大切な時期です。そう、新海苔が出まわり始める時期なんです。
10月に今季の海苔養殖の本番を告げる種付け作業が始まったことがニュースになっていましたが、今月から海苔の収穫が始まります。そしてこの冬最初に摘まれた海苔が新海苔となります。
新海苔は、見た目にも色つやや香りが良く、そして口に入れるとぱりっと歯ごたえがありつつも、やわらかく口どけが良い海苔で、まさにこの時期に食べたい旬の味なんです。
そんな旬の味となる『<新海苔>全判焼海苔』。
山本海苔店の新海苔は、九州有明海産でうまみ重視、口どけが良いのが特徴です。海からの恵みの新海苔をぜひ召し上がっていただきたいです。
本当においしいですよ!新海苔は季節の品、旬の味です!
また、ここで海苔の収穫について少しお話しさせていただきますね。海苔が収穫されるまでは以下の手順で行われているんですよ。
①貝殻糸状体の培養・・・海苔の栽培は春、貝殻(カキの貝殻をよく使います)に糸状体と呼ばれる「海苔の赤ちゃん」を植えつけることから始まります。
②採苗・・・秋になって水温が下がると、殻胞子と呼ばれる2番目の種がカキ殻から出てきます。このタネを海苔網につけます。
③育苗・・・タネをつけた海苔網を海面に張りますが、一定の時間空気中(海の上)に出して乾燥させます。このことを干出するといいます。その後、一部の網は海から出され冷凍されます。
④育成・・・本育成には二つの方法があります。支柱式栽培法と浮き流し式栽培法です。支柱式は、浅い海に支柱を建てて網をはる方法、浮き流し式は海の深いところにオモリとロープのいかだを作りその中に網をはる方法です。
山本海苔店の新海苔は九州有明海産のもので、支柱式により育成されたものになります。有明海は遠浅で
干満の差が激しいため、太陽と海の恵みの両方を受け、栄養たっぷりの海苔を育てることができます。
⑤摘採・・・育苗からそのまま育成になった海苔は秋から初冬にかけて収穫されます。育苗後、冷凍され
たタネ網は再び海に張られ、12月末~3月頃まで収穫されることになります。
⑥加工・・・摘採してきた海苔は、洗う、刻む、抄く、乾すなどの工程をへて乾海苔となります。
と、以上です。海苔が手間隙をかけてつくられていることがお分かりいただけましたでしょうか。。。
そして、今年2011年に初めて収穫された海苔が今回の『<新海苔>全判焼海苔』なんです。
(株式会社山本海苔店HPより引用)
▲株式会社山本海苔店の<新海苔>全判焼海苔
▲袋にチャックがついているので便利
▲色鮮やか
▲手で折るだけで簡単に切れます
▲御飯とともに
平成23年12月の朝食は御飯とともに株式会社山本海苔店の<新海苔>全判焼海苔を食べました。
袋にチャックが付いていて非常に便利、色も鮮やかで手で折るだけで簡単に切れます。
評判通り口どけがよく、海苔の香りが印象的です。
醤油をちょっとつけて御飯とともにおいしく頂きました。
株式会社山本海苔店
山本海苔店は、初代山本徳治郎により1849年(嘉永2年)日本橋室町で創業され、今年161年目を迎えました。
創業以来、日本の食文化を支えてきた海苔の専門店です。日本ではじめて味附海苔を作ったのも当店です。
伝統の味であり、高品質で安心、安全なおいしい海苔をお届けすることで、食卓の「和」に貢献しております。
にほんブログ村 |