アレンテージョ地方にはムーア式の城が多く残されている。その殆どが廃墟か建物は全くなくなってしまっているかだが、堅牢な城壁だけは今も健在だ。日本の城壁の造りは信長の時代、ポルトガルからその設計図などを取り寄せたそうだ。アレンテージョの城壁の中は草地になっていて、春には様々な野草が咲き乱れる。草丈15センチほどの小さなモラエア・シシリンキウム Moraea sisyrinchium も可愛らしい花を付けていた。
モラエア・シシリンキウム Moraea sisyrinchium
アヤメ科、モラエア属、イベリア半島原産の多年草、球根植物、
学名:Moraea sisyrinchium、
和名・セイヨウヒメアヤメ、英名:Barbary Nut Iris、葡名:Pé-de-burro
2008年4月、2014年3月24日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
©2015 MUZVIT