教会の裏に回ると、牧場や遠くの村落が下に見え、この教会と村全体が高台になっていていることが判る。教会の裏には様々な野草が咲き乱れているが、うっかりすると犬の糞をふんづけてしまいそうだ。ポルトガルの田舎町では犬たちは繋がれないで自由にしていることが多い。吠えることもなければ人には無関心なことが多い。たまには感心を示し、まるで飼い主に出会った如くしばらくついて来る犬もいる。この写真の後ろは断崖になっていてそこにも様々な野草が花をつけている。フマリア・オフィキナリス Fumaria officinalis とパパウェル・ロエアス Papaver rhoeas が絡み合って花をつけている。
フマリア・オフィキナリス Fumaria officinalis
ケシ科、又はケマンソウ科、カラクサケマン(フマリア)属、南部ヨーロッパ原産、
学名:Fumaria officinalis、和名:カラクサケマン(唐草華鬘)、
英名:Common Fumitory、Earth Smoke、
2015年5月7日、ポルトガル・アレンテージョ地方で撮影、
パパウェル・ロエアス Papaver rhoeas
ケシ科、ケシ属、南ヨーロッパ原産の1年草 、薬用植物、
学名:Papaver rhoeas、和名:ヒナゲシ(雛芥子)、グビジンソウ(虞美人草)、
英名:Corn Poppy、葡名:Papoila、生薬名:レイシュンカ(麗春花)、
2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
©2015 MUZVIT
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