ユリ科、Liliaceae、ムスカリ属、地中海沿岸地域原産、球根植物、
ヨーロッパ南部に分布、
学名:Muscari comosum、
和名:フサムスカリ(房ムスカリ)、ハネムスカリ(羽ムスカリ)、
英名:Leopoldia Comosa、Tassel Hyacinth、Feather Muscari、Feather Hyacinth、Fringe Hyacinth、Tassel Grape Hyacinth、
葡名:Jacinto-das-searas、
2010年4月、2014年4月8日、4月23日、2018年5月1日、3日、7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
ムスカリ・コモスム Muscari comosum の花。標高1300メートルまでの野原や岩場、道端などに自生。草丈は10~30センチ。葉は長い紐状。
花はベル形で2形あり、下部の花は緑褐色、上部の花は紫青色。
ムスカリ属には約40種があり、地中海沿岸および西南アジアに分布。ポルトガルでの開花は4月。
まだ蕾の状態。属名の由来はギリシャ語の moschos(ムスク)であり、麝香(じゃこう)のことである。
ムスカリ・コモスム Muscari comosum でした。
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(GKZ植物事典より)和名は英名の直訳から。属名の Muscali とはギリシャ語で「麝香」の意。ムスカリの仲間に、強い芳香を持つものがあることから。種小名は「毛むくじゃらの、毛深い」の意。
ハネムスカリはキジカクシ科(←ユリ科)の多年草である。本種は、原産地の項に記した地で標高1300m以下の日当たりの良い幾分岩礫質な草地に自生の見られる野草である。草丈は20~60㎝程度となる。葉は、幅5~15㎜程度の線形で、根出する。4月頃、茎上部に長い総状花序を出し、青紫色の花を多数つける。やや肉質で幅の狭い葉を根生する。花茎には葉が無く直立する。花は、長い花柄の先につき、花被は合着した壺型となる。(GKZ植物事典より)
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