The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

アナガリス・モネリー・フッカケ Anagallis monelli_S

2021-01-31 10:16:04 | ポルトガルの野の花

サクラソウ科、Primulaceae、ルリハコベ属、ヨーロッパ西部原産の多年草、

学名:Anagallis monelli

和名:アナガリス・モネリー・フッカケ、

英名:Garden PimpernelBlue PimpernelFlaxleaf Pimpernel

葡名:Morrião-grandeMorrião-dos-xistosMorrião-de-folha-estreita Morrião-perene

2014 4 8 日、2016 6 5 日、2018年5月1日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

アナガリス・モネリー・フッカケ Anagallis monelli_S の花。白い花もめったに見かけないが、シロバナに青い色素がかすかに残る「フッカケ」は初めて見た。

 

 

 

 

 

 

 

アナガリス・モネリー・フッカケ Anagallis monelli_S でした。

©2021 MUZVIT

 

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アナガリス・モネリー・赤花 Anagallis monelli vermelho

2021-01-30 15:21:57 | ポルトガルの野の花

サクラソウ科、Primulaceae、ルリハコベ属、ヨーロッパ西部原産の多年草、

学名:Anagallis monelli、

和名:アナガリス・モネリー・アカバナ、アカバナ・ルリハコベ(赤花瑠璃繁縷)、

英名:Garden Pimpernel、Blue Pimpernel、Flaxleaf Pimpernel、

葡名:Morrião-grande、Morrião-dos-xistos、Morrião-de-folha-estreita、 Morrião-perene、

2018 年 5 月 3 日、23 日、28 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

 

 

 

 

 

 

©2021 MUZVIT

 

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ブデジャ・マダガスカリエンシア Buddleja madascariensia

2021-01-29 10:07:19 | ポルトガルの野の花

ゴマノハグサ科、Scrophulariaceae、

学名:Buddleja madascariensia、

英名:Yellow Butterfly Bush、Smokebush、

2018 年 1 月 30 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

 

ブデジャ・マダガスカリエンシア Buddleja madascariensia の花。マダガスカルの 常緑樹で 、600〜2000メートル(2,000〜6,600フィート)の標高まで山斜面を擦っている間に生育。

 

 

香り豊かな花は、長さが25センチメートル(9.8インチ)以下の細長い末端茎を形成し、濃い黄色からオレンジ色、ピンク色に色が変化。

 

 

根元は巨大な大木になって、ここから四方に枝を広げている。

 

 

 

 

ブデジャ・マダガスカリエンシア Buddleja madascariensia でした。

©2021 MUZVIT

 

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シリンガ・ヴルガリス Syringa vulgaris

2021-01-28 09:57:22 | ポルトガルの野の花

モクセイ科、Oleaceae、ハシドイ属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産、落葉樹、

学名:Syringa vulgaris、

和名:ムラサキハシドイ(紫丁香花)、ライラック、リラ、ハナハシドイ、

英名:Lilac、Common Lilac、French Lilaçais、仏名:Lilas commun、Lilas français、葡名:Lilás、Lilazeiro、

2016 年 7 月 16 日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

シリンガ・ヴルガリス Syringa vulgaris の花。

 

春(日本では4-5月)に紫色・白色などの花を咲かせる。

 

香りがよく香水の原料ともされる。属の学名 Syringa は笛の意で、この木の材で笛を作ったことによるという。

 

標高1300メートルあたりの石灰岩質の場所で生育。

 

シリンガ・ヴルガリス Syringa vulgaris でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は紫色の花を見せるハシドイの意。属名は、ギリシャ語の syrinx(=ユキノシタ科の philadelphusの小枝から作られた笛のギリシャ名 Syrinx)を語源としている。種小名は「普通の」

ムラサキハシドイは、モクセイ科の落葉生灌木で、枝は灰褐色で、ほとんど無毛である。樹高は3~4m程度となる。葉は長さ4~10㎝程度の三角状広卵形で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部では葉柄に連なり枝に対生する。4~5月頃、枝先の葉腋に長さ15㎝程度の円錐花序を出し、花冠の先が4つに分かれた筒状花を多数つける。花色は一般的に淡紫色だが、他にもたくさんの花色がある。花には芳香がある。トルコの宮殿では既に15世紀には植栽されていたという。16世紀半ばにヨーロッパに渡来する。わが国へは明治23年(1890)に渡来している。(GKZ植物事典より) 

 

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ファロピア・バルデシュアニカ Fallopia baldschuanica

2021-01-27 10:27:22 | ポルトガルの野の花

タデ科、Polygonaceae、ファロピア属、中央アジア原産、

学名:Fallopia baldschuanica、

英名:Russian-vine、Bukhara Fleeceflower、Chinese Fleecevine、Mile-a-minute、 Silver lace Vine、

2018 年 1 月 30 日、ポルトガル・コスタ・アズール地方で、2018年9月25日、バイラーダ地方で撮影、

 

ファロピア・バルデシュアニカ Fallopia baldschuanica の花。

 

少なくとも10メートル(約33フィート)の長さに達することが知られている木質の、登る茎を持つ蔓性植物である。

 

ファロピア・バルデシュアニカ Fallopia baldschuanica の葉。

 

 

 

ファロピア・バルデシュアニカ Fallopia baldschuanica でした。

©2021 MUZVIT

 

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アミグダルス・ドゥルキス Amygdalus dulcis

2021-01-26 09:56:43 | ポルトガルの野の花

バラ科、Rosaceae、サクラ属、アジア西南部原産、

学名:Amygdalus_dulcis、和名:アーモンド、ヘントウ(扁桃)、アメンドウ、ハタンキョウ(巴旦杏)、

英名:Almond、葡名:Amendoeira、Amêndoa-de-coco、Amêndoa-durázio、Amêndoa-molar、Amêndoa

2015 年 2 月 1 日、5 日、2016 年 1 月 15 日、19 日、2018 年 1 月 25 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

アミグダルス・ドゥルキス Amygdalus dulcis の花。空き地の隅に、毎年綺麗な花を咲かせる。

 

 

アーモンドの幹。桜の幹に似ている。

 

 

 

スイート種(甘扁桃)とビター種(苦扁桃)があり、食用にされるのはスイート種である。ビター種は鎮咳などの薬用や着香料、アーモンドオイルの原料などとして利用される。ビター種の苦味はアミグダリンによるもので、一定量を摂取すると有害である。アミグダリンは加水分解されることで猛毒のシアン化水素を発生させる。(wikpediaより)(写真とは関係ありません)

 

 

 

 

アミグダルス・ドゥルキス Amygdalus dulcis でした。

©2021 MUZVIT

 

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カルドゥウス・カルペタヌス Carduus carpetanus

2021-01-25 10:21:33 | ポルトガルの野の花

キク科、Asterales、ヒレアザミ属、地中海沿岸地域、イベリア半島原産、多年草、

学名:Carduus carpetanus、

葡名:Carduus carpetanus、

2009年6月21日、2015年6月13日、2016年6月13日、7月16日、2017年5月23日、7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で、2010年4月22日、アレンテージョ地方で撮影、

 

カルドゥウス・カルペタヌス Carduus carpetanus の花。

 

草丈50~80cm。

 

全体に緑灰色の茎と葉を持つ。花額は細かい毛に覆われている。標高1500m付近で確認。

 

枝は株元からよく分岐する。

 

イベリア半島の固有種。カルドゥウス・カルペタヌス Carduus carpetanus でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語の kardos(=刺)を語源としている。種小名はスペイン・カルペタニア地方の名に因んでいる。

カルドゥウスス・カルペタヌスは、キク科の2年草である。本種は、イベリア半島の固有種で、現地の日当たりの良い岩礫質な土壌に自生の見られる野草である。草丈は50~80㎝程度となる。茎は株基から多数叢出する。葉も茎も全体的に灰緑色となる。茎には縦に翼がつく。葉は長さ5~20㎝程度で、羽状に深裂する。裂片の先端部は刺状突起となる。葉は、基部では大きく、茎上部ではほとんど見られなくなる。茎についた翼は葉が退化したものであろうか。ちなみに、茎についた翼の先端部も刺状突起となる。5~7月頃、茎頂に径2㎝程度の頭花を散形状に数個つける。総苞片には白色の細毛が密生する。花を支える総苞の先端部は刺状となり外方に反り返る。花冠は紅紫色となる。花後には痩果をつけるが、冠毛はアザミのような羽毛状とはならず、長さ1,5㎝程度の剛毛状となる。(GKZ植物事典より)

 

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リナリア・サクサティリス Linaria saxatilis

2021-01-24 10:07:58 | ポルトガルの野の花

ゴマノハグサ科、Scrophulariaceae、ホソバウンラン(リナリア)属、イベリア半島:固有種、

学名:Linaria saxatilis、

英名:Rock toadflax、

2015年6月13日、2016年6月16日、7月17日、2017年7月12日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

リナリア・サクサティリス Linaria saxatilis の花。

 

イベリア半島に自生。草丈50cmほど。花は小さく、5mmほど。

 

標高1000~1300m付近の道路側で確認。

 

石灰岩の土壌を好む。

 

リナリア・サクサティリス Linaria saxatilis でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語の rinon(=アマ)に由来している。この属のある種の葉が亜麻に似ていることから。種小名は「岩上に生える」の意。

リナリア・サクサティリスはオオバコ科(←ゴマノハグサ科)の多年草である。本種はイベリア半島の固有種で、標高2000mまでの石灰岩質の土壌に自生する野草である。草丈は25~50㎝程度となる。茎も葉も粘り気のある白色の軟細毛で覆われる。葉は線形或いは披針形で、互生する。茎の上部にはほとんど葉が見られない。5~7月頃、茎上部に総状花序を出し、径5㎜程度で長い距を持った唇形花を1~5個程度つける。花色は、黄色で、喉部は濃色となる。距は長く下垂する。(GKZ植物事典より)

 

 

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オキザリス・ぺス・カプラエ・プレニフローラ Oxalis pes-capree var.pleniflora

2021-01-23 10:37:21 | ポルトガルの野の花

カタバミ科、Oxalidaceae、カタバミ属、南アフリカ、ケープ地方原産の球根多年草、

学名:Oxalis pes-caprae var.pleniflora、

和名:ヤエザキオオキバナカタバミ(八重咲大黄花酢漿草)、

2018 年 1 月 25 日、2月5日、2020年2月27日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2020年3月5日、アレンテージョ地方で撮影、

 

 

オキザリス・ぺス・カプラエ・プレニフローラ Oxalis pes-capree var.pleniflora の花。

 

 

 

 

 

オキザリス・ぺス・カプラエ・プレニフローラ Oxalis pes-capree var.pleniflora でした。

©2021 MUZVIT

 

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キペルス・エラグロスチス Cyperus eragrostis

2021-01-22 10:31:03 | ポルトガルの野の花

カヤツリグサ科、Cyperaceae、カヤツリグサ属、南アメリカから北アメリカ西部が原産、

学名:Cyperus eragrostis、

和名:メリケンガヤツリ、

英名:Tall Flatsedge、Nutgrass、Tall Nutgrass、Umbrella Sedge、Chufa、Earth Almond、Zula Nuts、Edible Galingale、Pale Galingale、

2016年11月17日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2017年6月25日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

キペルス・エラグロスチス Cyperus eragrostis の花。

 

六月ころより花茎を伸ばす。花茎は大きいものは100cmにもなり、断面は角の鈍い三角形で、やや柔軟。先端に単一の花序をつける。花期は散発的に秋まで続く。

 

 

 

 

 

キペルス・エラグロスチス Cyperus eragrostis でした。

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セテラク・オフィキナルム Ceterach officinarum

2021-01-21 10:14:00 | ポルトガルの野の花

チャセンシダ科、Aspleniaceae、チャセンシダ(セテラク)属、

学名:Ceterach officinarum、

英名:Asplenium ceterach、Rustyback.、

2016 年2月18日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2018 年1月30日、5月4日、2020年10月22日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

セテラク・オフィキナルム  Ceterach officinarum。

 

 

 

 

 

 

 

セテラク・オフィキナルム  Ceterach officinarum  でした。

©2021 MUZVIT

 

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アカシア・グレグギイ Acacia greggii

2021-01-20 11:09:05 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、アカシア属、

学名:Acacia greggii

英名:Catclaw Acacia、Catclaw Mesquite、Gregg's Catclaw、Paradise Flower、Wait-a-minute Bush、Wait-a-bit Tree、

葡名:Acacia greggii、

2018 年 1 月 25 日、30日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

アカシア・グレグギイ Acacia greggii の花。

 

 

 

 

 

アカシア・グレグギイ Acacia greggii  でした。

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カプセラ・ブルサ・パストリス Capsella bursa-pastoris

2021-01-19 10:40:05 | ポルトガルの野の花

アブラナ科、Brassicaceae、ナズナ属、1年草、

学名:Capsella bursa-pastoris、

和名:ナズナ(薺)、別名:ペンペングサ(ぺんぺん草)、シャミセングサ(三味線草)、

英名:Shepherd’s Purse、葡名:Capsella、Bolsa-de-pastor、

2018 年 1 月 24 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

カプセラ・ブルサ・パストリス Capsella bursa-pastoris の花。高さは 20 - 40 cm。

 

花期は2 - 6月。4枚の白い花弁を持つ直径3mmほどの小さな花を多数、花穂に付ける。

 

英名の Shepherd's purse は「羊飼いの財布」の意味で、学名の種小名の語義も同じである。ナズナという名前の由来は、夏になると枯れること、つまり夏無(なつな)から、撫でたいほど可愛い花の意味、撫菜(なでな)からなど、諸説ある。ぺんぺん草やシャミセングサという別名がよく知られている。「ぺんぺん」は三味線を弾く擬音語で、花の下に付いている果実の形が、三味線の撥(ばち)によく似ている。

 

春の七草の一つで、若苗を食用にする。かつては冬季の貴重な野菜であった。貝原益軒は『大和本草』で唐の詩人蘇軾を引用し「『天生此物為幽人山居之為』コレ味ヨキ故也」(大意:「天は世を捨て暮らしている人の為にナズナを生じた」これは味が良いためである)と書いている。民間薬として陰干ししたのちに煎じたり、煮詰めたり、黒焼きするなどしたものは肝臓病・解熱・血便・血尿・下痢・高血圧・止血・生理不順・腹痛・吐血・便秘・利尿・目の充血や痛みに効き、各種薬効に優れた薬草として用いられる。(Wikipediaより)

 

カプセラ・ブルサ・パストリス  Capsella bursa pastoris  でした。

©2021 MUZVIT

 

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ナルキッスス・カルシコラ Narcissus calcicola

2021-01-18 17:21:21 | ポルトガルの野の花

ヒガンバナ科、Amaryllidaceae、スイセン属、ポルトガル~地中海沿岸地域原産、

学名:Narcissus calcicola

2018 年 1 月 26 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ナルキッスス・カルシコラ Narcissus calcicola の花。

 

標高70メートルから1300メートルで発見されている。ナルキッスス・カルシコラはポルトガル中部、南部、西部、スペインのバダホス、グラナダで発見されている。

 

石灰岩の岩の割れ目、低木の植生の下、道路の側面、および腐植の蓄積を伴う岩質の土壌などで生育。

 

花の直径は1センチ5ミリほど。

 

ナルキッスス・カルシコラ Narcissus calcicola でした。

©2021 MUZVIT

 

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ロリッパ・ナスツルチウム・アクアチクム Rorippa nasturtium aquaticum

2021-01-17 10:05:21 | ポルトガルの野の花

アブラナ科、Brassicaceae、オランダガラシ属、ヨーロッパ原産、多年草、

学名:Rorippa nasturtium aquaticum、

和名:オランダガラシ(阿蘭陀辛子)、ミズガラシ(水辛子)、クレソン、ウオータークレス、

英名:Watercress、葡名:Agrião、

2018 年 1 月 24 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ロリッパ・ナスツルチウム・アクアチクム  Rorippa nasturtium aquaticum  の花。

 

耐寒性は強く冷涼な気候を好む為、夏に水温が上がりすぎると弱る。半水生なので水耕栽培に向いており、特にアルカリ性の水でよく生育する。

 

ベランダなどで水耕栽培、プランターを使用し育てることが出来る。

 

ロリッパ・ナスツルチウム・アクアチクム  Rorippa nasturtium aquaticum  でした。

©2021 MUZVIT

 

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