キク科、Asteraceae、ベニバナ(カルドゥンセルス)属、地中海沿岸地域原産、多年草、
学名:Carthamus caeruleus、又は、Carduncellus caeruleus、
英名:Blue Thistle、Blue Safflower、葡名:Cardo-azul、
2012年6月7日、2014年4月27日、2015年5月5日、2017年5月21日、2018年5月3日、12日、23日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
カルドゥンセルス・カエルレウス Carduncellus caeruleus の花。花の直径は2cmほど。顎や葉には鋭い棘が多い。属名の carduncellusはcardunculus=小さいアザミの意だがこの種は草丈が5~60cmほど。
田舎道の沿道に群生していることもある。
石灰岩の多い草原などに自生。濃い青色の花は強風によりしばしば折れ曲がっている。
カルドゥンセルス・カエルレウス Carduncellus caeruleusでした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はアラビア語の quartom(=染める)に由来している。種小名は「青色の」の意。
カルタムス・カエルレウスはキク科の1年草である。本種は、地中海沿岸地方で、概して日当たりの良い石灰岩地に自生の見られる野草である。学名を直訳すれば「青色紅花」とでも名付けたいようなベニバナの青色種と言うことになる。草丈50㎝前後程度となる。茎は直立し、上部で疎らに分枝をする。葉は、披針形~卵形で、縁部は深裂し、裂片の先端部は刺状突起となり、先端部も鋭頭で刺状突起となり、基部では無柄で、茎を抱き互生する。4~8月頃、茎頂に径2㎝程度で青色の頭花をつける。花は筒状花のみで構成される。花後には長さ0,5㎝程度の痩果をつける。(GKZ植物事典より)