よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

デージー

2012-01-12 02:13:41 | フラワー・園芸

花の紹介、今回はデージー(Bellis Perennis)

キク科の一年草、和名はヒナギク。

春花だが寒さに強く、雪や霜にも耐えて花を咲かせ、

寒いこの時期に、庭を彩る小さな花で、

園芸をやる人にとっては、スタンダードなよくよく知られた花。 

 

Photo

ポップな花姿が人気。 同じ色のものを一カ所に固めて植えると映える。

花が大きくて、よりまん丸した、“チロリアン・デージー”という園芸品種もある。

 

葉っぱはロゼッタ状に生い茂り、

その中央部分から花茎を延ばし、とても目立つまん丸な花を咲かせる。

暑さに弱く、九州では5月頃になり気温が上がってくると、

葉っぱや茎が黄色くなり、株が弱り、じきに腐って溶けるように枯れてしまう。

北海道や東北地方の冷涼な地域では、夏越しも可能なようだ。

害虫が付きやすく、特にアブラムシがひどく、株全体にびっしりと覆われてしまうことも。

 

Photo_2

通常のデージーと比較すると、マーガレットやシオンのような可憐な花姿。

青色の花は稀少なので、庭の彩りに重宝される。

葉に斑の入ったものが人気。

 

こちらはブルー・デージー(Felicia amelloides)

同じくキク科で、名前のとおり青色の美しく可憐な花を咲かせる。

デージーと異なり、耐寒性も耐暑性もあり、多年草扱いされる。

何年も育てて株を大きくしていくと、やがて中心の茎が木のようになる。

巨大になった株は、いくつもの枝を広げて無数の花を咲かせ、

それは見応えのあるものになる。

ただ、下葉がチリチリになって枯れるため、

他の植物などで、それをうまく隠さないとヤボったい印象になる。

 

Photo_3

鮮やかな黄色オレンジが目を引く。

葉がシロタエギクのように、銀毛を蓄えた品種もある。

 

こちらは、ユリオプス・デージー(Euryops pectinatus)

やはりキク科で、多年草の花。

姿形がよく似た花もいくつかあり、ブラキカムや、アークトチスと混同されることも。

この種も数年 育てると株が大きくなり、大きな茎が木のようになる。

終わった花は早めに摘み取らないと、

結実しやがて綿毛を飛ばすと、花茎だけがヒゲのように残って見苦しくなる。

 

Photo

 

こちらは、リビングストン・デージー(Dorotheanthus bellidiformis)

これだけはキク科ではない。

マツバギクのような葉茎が地を這うように伸び、

ガザニアやディモルフォセカのような、大輪で鮮やかな花を咲かせる。

多肉質で、アイスプラントのような葉も特徴。

蛍光色に見えるような、鮮やかな色もあり、

色とりどりのカラフルな花が、陽が出ている間だけ開く。

 

 

マリオシリーズに登場する、サラサ・ランドのお姫様、デイジー姫

彼女の名前の由来は、花のデージーから来ているらしいのだが、

シンボルマークである花の形状と、オレンジと黄色のパーソナルカラーから鑑みて、

モデルとなっている花は、おそらくユリオプス・デージーではなかろうか?

  

_

フルタ製菓チョコエッグのおまけ。

なかなかのデキ。

 

Bossq_

サントリー 缶コーヒーBOSSに、コンビニ限定で付いていたおまけ。

チョロQのように、プルバック走行で走る!

 

 

 

 

 

いつしかピーチ姫とともにマリオシリーズ常連になり、

ほぼ真反対の正確で人気を二分するキャラクターに。

ピーチに比べ、おてんばで強気で生意気な性格のキャラだが、

マリオUSAやスマブラをみる限り、ピーチの方が数倍もおてんば。

 

 



コメントを投稿