はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

真っ赤な港の彼岸花

2020-09-14 17:08:54 | 日記
今日はひさびさの公休。 時間はたっぷりある。そこで、
昨日出し忘れた生ゴミを迷わず果てもなく遠い(?)ゴミ集積所に持って行くことにした。
曜日関係ない仕事をしているとどうも曜日や日付がきちんとインプットされないで困る。
集積所に近づくにつれ延々と続く車の行列にギョギョッ!川岸の土手の上は粗大ゴミを持ちこむ車でいっぱいだった。10キログラムまでは無料です。ありがたい。

30分経過。 うわっ。車の中はすっぱいような甘いようなゴミの臭いが満ちてきた。
車の列は少し動く駐車場状態・・・。どーしよ。持って行ったたゴミをまた持ちかえるなんて??。おまえははアホか。。
車はわたしの前に30台。あとにはもっと。 もう押すことも引くこともできずじいっと待つことにした。
仮眠するわけにも行かず、なにか食べるわけにもいかずどう過ごしていいのかわからない時。ひたすら順番待ちのゴミ捨てタイム。(いつもこうなの~?)
うっかり、ルーズで、いきあたりばったりの人生を反省しきり。
一時間15分後ようやっとわたしはゴミの呪縛から開放された。すごくうれしい。

帰り道、土手の端っこに車を止めて一息いれた。
土手下に古い大きな土管があって回りに秋風に揺れるネコジャラシ。 工事現場と砂山。
小学生の時のかっこうの遊び場。ズロースのゴム部分にスカートのすそをたくしこんで
チョウチンブルマーのようにしてすっとんで遊んだ景色だ。
昇ったり下りたりてっぺんで何かわけわからん大声をあげたり。砂利や土で遊んだり。
待てよ。いまはこゆうの推奨したらあぶないかな。
ねこじゃらし、ススキ、びんぼう草、彼岸花。工事中の砂山。あのころの子供たち。
写真をとりたい。でも感動する心ばかりで腕が無いのが悲しい。 
「もしもピアノが弾けたなら」の気分。

ラジオのスイッチを入れたら
♪恋をするなら命がけ~。真っ赤な港のひがんばな~ とハスキーな歌声。
今日も来るかと待ちわびて今日も来ないとあきらめた~♪
ゴミすてるのもぉ~いのちがけえ~。  もおどろもどろー。