世界の片隅からワンワン叫ぶ!

世界の片隅に住む黒ラブ・メイのブログです。保護犬のカール(ゴールデンレトリバー)は我が家の子になりました。

トゲトゲとギュウギュウ

2004年08月16日 | 黒ラブの日記
 また病院に連れて行ってもらった。久しぶりなのでとてもワクワクした。
 なぜ病院に行ったかというと、首すじの毛が抜けて肌が赤くなってしまったかららしい。アタシには傷が見えないし、とくになんとも思ってないんだけど、なっちがいうには、散歩のときの首輪のせいだそうだ。この首輪は引っ張り防止用の、内側に金属のトゲトゲがついたやつで、アタシがリードを引っ張ると、肌に食い込むしくみの、ちょっと穏やかでないタイプだ。この数ヶ月、ずっとこの首輪をつけて散歩に出かけていた。

 じつはなっちは内心気が引けていたらしいが、やっと、なっちの予感が的中したことになる。なっちの指のタコが治ったかわりに、アタシの首に傷がついたのだから。

 人間は、とくに西洋では人間用を含めていろいろな恐ろしいお仕置きの器具が開発された歴史があるようだが、これもその流れを汲んでいるのに違いないとアタシはふんでいる。
 ところが、今日の散歩からは、別の首輪に代わった。こんどはアタシが引っ張れば引っ張るほど、際限なくギュウギュウと首が締まる皮製のありがたい首輪だ。トゲトゲとどっちがマシかと聞かれたら、まだトゲトゲがマシだと答えるかもしれない。なぜかというと、これで締め上げられると息が止まりそうになって生きた心地がしなくなるからだ。もちろん、リードを引っ張らずにおとなしく歩けば問題はないのだけど、面白いものがあると、そうも言ってもいられないのがアタシの性分だ。

 今日も病院に近づくにつれてリードを引っ張り、大興奮で駆け込んでみた。ところが、看護婦さんはみんな忙しくて、あまり遊んでくれなかい。そうなると診察台には乗らずにもう帰りたいのだけど、なっちに無理やり乗せられた。首輪のときと同じ、後悔先に立たずだ。