ロックンロールとオレ

I love Rock'n'Roll,Beer&Peace!!!

『終わりのない歌』

2013-04-20 23:50:56 | 音楽
自宅リビングで真夜中に酒を飲み、そのままソファでうたた寝をするってのが数日続いた結果、昨日から少々頭が痛く、声の調子もイマイチ。
そんな状態で、今日も昼から立川でボイトレ。
高音域が出辛く、語尾の切れも悪い。
先生から多数のダメ出し。
オレ、褒められて伸びるタイプだと思ってるんですけど…。

ボイトレ後、昔からずいぶんと世話になっている某ライブハウスのオーナーと立川駅近くで落ち合い、彼の車でファミレスへ。
こちらの都合で呼んでおきながら、オレだけ昼間から空きっ腹のままビールを2杯飲んで、程よく酔いが回る。
(オーナーは車なので、もちろんドリンクバーのみ)
今後のことやらライブハウスの経営について、とりとめのない話をアレコレと…。
オレのために貴重な時間を割いてくれて、申し訳ないっす。

人それぞれに考えや何かしらの悩みがあり、そんなことは当たり前だけど、今更ながら気付かされる。


話変わって、最近とある人の歌にとても感動した。

高崎音楽祭2012 奥野敦士 松井常松 終わりのない歌


奥野敦士
80年代のバンドブームの頃、「BOOWY」「BUCK-TICK」と並んで「群馬が生んだ三大バンド」とも言われた「ROGUE」のボーカリストとしてメジャーデビュー。
残念ながらこのバンドはそれほど売れず、バンドブームの終焉とともに解散。
その後はソロ活動や他の歌手への楽曲提供、俳優として活動していた。

「ROGUE」の残りのメンバー3人が氷室京介のバックバンドを務めていたこともあって、BOOWYにどっぷり浸かっていた高校生のオレはROGUE解散後にその3人が結成した「KNIFE」のCDも買っていた。
奥野敦士のことも知ってはいたのだが、なぜか機会がなく彼の歌を聴くことはなかった。
ここ数年、また氷室を聴くようになり、いまだに彼のライブでベースを弾き続けている西山史晃(元ROGUE)の存在もあり、半年ほど前に何気なくGoogleで「奥野敦士」と検索をかけてみた。

驚いたことに、彼は2008年に屋根から転落して頸椎を損傷、半身不随の車椅子生活になっていた。
半身不随ということはギターなど弾けるわけもなく、腹筋も動かないために普通に歌うことなどできない。
そこから彼は懸命にリハビリを続けた結果、「腹にベルトをきつく巻きつけ、発声するたびに上体を前に押し出す」という独自の方法で再び歌声を取り戻した。

リハビリ中の2010年の映像(↓)

この素晴らしき世界 奥野敦士


一月ほど前の「ほぼ日刊イトイ新聞」に彼のインタビューが載っている(↓)

http://www.1101.com/okuno_atsushi/

1987年の『終わりのない歌』よりも、2012年の『終わりのない歌』のほうが圧倒的に力強く響くことに、胸が熱くなる。

ROGUE - 終わりのない歌



BGM/『終わりのない歌』ROGUE



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