今年5月1日からの
新元号が「令和」(れいわ)になることが発表されました。
日本史上初の、国書からの引用で、
万葉集の「梅花（うめのはな）の歌」の「初春
令月、気淑風
和＝初春の令月にして、気淑（よ）く風和（やわら）ぎ」
からとなっています。
新元号「令和」＝出典は「万葉集」、国書で初－５月１日改元(時事)
「令」が少し冷たい印象を与えるのに対し、
「和」がそれを文字通り緩和しているような印象です。
「令」には、いいつけ、おきてなど厳し目の意味の他に、
よい(ほめことば、「巧言令色」等)、尊敬の言葉(「ご令嬢」等)でもあるので、
個人的には漢字の印象を改めたい思いです。
さて、
不動産においては、改元だけを理由とした
現在有効な契約書等の修正は不要です。
旧元号の日付を、新元号はたは西暦の該当する日付に置き換えて対応します。
「契約期間が平成31年12月31日まで」となっていたときに、
「平成31年12月31日という日付は永遠に来ないので、
永遠に契約が有効」といった
へ理屈は通りません(笑)。
あくまでも、それは
令和元年12月31日までの契約です。
参考
元号が「令和」に変わる。契約書も変わる？？（弁護士壹岐晋大）
例えば今年5月1日以降に契約の更新があり、新契約書に差し替えられる場合は、
もちろん契約期間に旧元号が使われることはありません。
(新元号または西暦表記になります。 )
5月1日以降の
新規の契約においては、もちろん、
新元号または西暦が使われます。
一方、不動産の契約に限りませんが、
すでに報道されている通り、今後
「
改元サギ」が増加する可能性があります。
「令和」に改元されることで、
キャッシュカードが使えなくなるとか、
何かの契約において改元手数料が発生する
などの口実で、不正にお金などをうばうような詐欺です。
お若い方はひっかかりにくいでしょうが、
お年を召したご両親やご親族がいらっしゃる方は、改めて、
改元詐欺にあわないようお知らせください。
(私も離れて暮らす両親に電話したいと思います。)
年度が変わりました。
今年度も当店をよろしくお願いいたします。
↓4月からは水曜休みとなります。(電話は通じます。)
-----
当店は朝9時から19時までの営業です。
土日祝日は休まず営業します。(4～12月は水曜休です。)
どうぞお気軽にご相談ください。
