
9月26日。
帰り道、もう七時だ。今日は娘の誕生日。
ケーキは次女にお願いして、
プレゼントは旦那さんにお任せして、
私はひたすら家路をいそぐ。
片隅で咲いている花を見ると、つい撮ってしまう。。。傘をさしながらパチリ。
冷たい雨の重みで、地面に落ちそうになりながら咲いているヤエヤマブキ。

走る、走る、駅までの歩道。広場の噴水をぐるっとまわって。。。でもつい足が止まる。

しばし見つめ。。。にょろにょろとした水の動きが、これからどう華やかに踊るのかを楽しみにしていると。。。

バアーっと集まって。。。あれ、どこかで見たことがある光景。
ナウシカの後半 最後のシーン。オームが集まって、金色の野に、、、を彷彿とさせる。。。

温もりある噴水だ。。。いやいや早く家に帰ろう。
街は、以前にあった店舗が消え、新たな店舗がポツポツ新規開店した。
通り道、多肉植物、観葉植物専門店が営業を始めた。
多肉は好きで、増やしたり集めたりしている。ここは次回、ゆっくり訪れることにして、また小走り。

ただいまあー。 あれ。テーブルにはケーキが。
新宿 小田急にある「ヴィタメール」のケーキだそうだ。
ウチは。。。クリスマスや誕生日には、ん十年も、必ず「トップス」のケーキだった。。。はずなのだが、、、
次女いわく、たまにはいいじゃん、ねえ。
たしかに。こだわるものでもない。買ってきてくれたケーキだ。
とっても美味しかった。
誕生日か。
嬉しいような嬉しくないような年齢だけど、それでも誕生日を迎えるということは嬉しいものだ。
ここまで生きているということが、そんなに当たり前じゃないご時世だから、奇跡といえば奇跡。。。ちょっと大げさか。
おめでとう! 毎年、毎年、「お誕生日おめでとう」の声が揃う日、それだけでハッピーだ


今日はシンくん、ずっと娘のベッドにいる。
シンくんにも、お姉ちゃんのハッピーな気持ち、なんとなく分かるのかもしれないね。

