台風が来る前に、庭のヤマコウバシを剪定しようと、
7日に決行! なかなか出来なかったけれど、
このままではどんどん伸びて7m以上になって。。。専門業者にお願いすることになってしまう。。。
香りある山の木、で「山香ばし」 枝や葉を折ると,爽やかなミントのようなショウガのような、、、良い香りがする。
「落ち着く」香りではなく、どちらかといえば「気分が上がる⤴」感じの爽快な香り。
ネットで調べてみたら「ショウブに似た香ばしい香り」とあった。
かつては,乾燥させた若葉を粉末にして,麦粉や餅に混ぜて食べた、そうである。
乾燥した葉は非常食とされたとも。毒はない。葉は、若葉といえども硬い。
ヤマコショウ(山胡椒),ショウガノキ(生姜の木),モチギ(餅木)とほかの名もある。
名が多いのは,地方によって名前がちがうから。どこにでもある木、ということです。
秋には黒い小さな実をつける。今年はまだ実がない。赤茶色に紅葉するけれど、
葉は落ちない。そんなにきれいな紅葉ではない。
冬も枯れたままギッシリ、しがみついて落ちない。
春に、風とともにパラパラ落ちてくる。落ち葉は崩れず、いつまでも枯葉のまま。。。
落ちない、ということで、神社の御神木としてヤマコウバシがある。
縁起もの、として受験のお守り。
まっすぐ上に枝葉をのばすから、お隣さんの塀を越えることもなく、放っておいてもいい。
でも七メートルを超えた。二階のベランダから切るのだけれど、あんまり伸びると手が届かない。。。
旦那さんにお願いして、手伝ってもらった。
ずいぶん切ってそろえた、と思ったのに、こうしてみると、変わらない。。。
シンくんが段ボールで寝ている間にやりたいことが。。。あ、起きた、けど、だいじょうぶ、また寝ます。
ヤマコウバシを検証。
よく調べた方は少なく、「実をかじってみたけど、コショウのようにピリッと辛くない。。。」という方がお一人。
もっと調べればいらっしゃるのかと、ググると、いらっしゃいましたが、大学の研究室の、ヤマコウバシの成分の論文、有料でした。
岡山県 重井薬用植物園 のホームページには、ほかより、やや詳しく記載されてました。ぜひ行ってみたいこの植物園。
そうなると、もう少し、調べたくなる。。。若葉を採取。洗浄して。。。
葉と水をミキサーにかけて、フィルターでろ過する。(香りが強い)
視るかぎり、油は浮いていない。精油はなさそう。。。
しばらく置いてみたけれど、酸化して変色しない。すばらしい。どんな味か。。。小さじ1杯。
香りがとてもよい。苦みも渋みもなし。
なるほど、非常食になります。昔の方の知恵は素晴らしい。
この香りは歯磨き粉か、整髪料にいいかも。。。使いませんが。。。
寒くなってきたので、本日、ガスストーブを出すと、
シンくんがテーブルの上に、、、鳥のようにとまっている。ここを温風がふわっと通過するのをよくご存知でー
「シンくん、テーブルの上はダメよ~」
「シンくん、ハウス!」
冬はここ。貝のなかです。