◆演奏・出演のお知らせ◆
コチラのイベントで、開式までのBGM演奏と、開式直後のステージショーで数曲演奏します🎶
11月12日(日)
午後1時開場、午後1時30分開式
(PM1:15くらいから演奏が始まる…かな??)
入場無料です。
ステージショー、朗読、記念講演、とても楽しみです☆
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◆火曜日、カリブリ、動画day!!!◆
10月の毎週火曜日にはYouTubeに過去のコンサート動画をアップしてきました。
今月は過去の動画掘り起こしと、コンサート動画アップを交互に出していこうと思いまーす!
本日11/7(火)は、過去の動画を掘り起こしてみよう!ということで、2022年12月16日にYouTubeにアップしました『Ney Ney』という曲をお送りします🎵
2013年にデンバー大学までRay Holmanサンの「Steel Pan 100人 Projectのために日本へ行きますよ!」のサインをいただきに行った時、参加したワークショップ(アドバンスクラス)で弾いた曲です。
そのスティールパンワークショップに参加した時に出会ったAlan先生の曲で、エチオピアをイメージした曲だそう。
奥様がエチオピア人で、エチオピアに行った時にその土地のリズムに興味を持って作曲した…と。
(↑当時、Alan先生がお話ししていたのは英語で、私の理解が正しければ…!?こんな内容だと思います!笑)
Ney Ney…とは、英語で"Come Come"の意味だとおっしゃっていました!
※私たちが演奏したりレコーディングしたりしたことに対して、Alan先生の承諾も得ています😊
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◆スティールパンで童謡唱歌◆
11月7日。
スティールパンで童謡唱歌(311)
『もずが枯木で』
作詞:サトウハチロー
作曲:徳富繁
この曲は1935年(昭和10年)発表の「僕等の詩集」に掲載されたサトウハチローサンの詩「百舌よ泣くな」に基づく日本の歌です。
※タイトルだけで選んだら童謡唱歌ではなくて"日本の歌"でした。しかも結構シリアスな内容…だとは知りませんでした。
まずはサトウハチローサンの原詩を引用。
◎戦前の原詩
一、
百舌が 枯木に泣いている
おいらは わら(藁)を たたいてる
わたびき車は おばあさん
こっとん 水車も廻ってる
二、
みんな 去年と同じだよ
けれども 足ん無(ね)えものがある
兄(あん)さの薪(まき)割る音が無え
バッサリ 薪割る音が無え
三、
兄さは 満州へ行っただよ
鉄砲(てっぽ)が 涙に光っただ
百舌よ 寒くも 泣くで無え
兄さは もっと寒いだぞ
◎1938年(昭和13年)、東京・板橋第六尋常小学校の教師だった徳富繁サンが「百舌よ泣くな」の詩に作曲、教え子や知人に楽譜が配ったそうです。
その後、疎開を通じて茨城県内で広まり、戦後に全国で歌われるようになったとのこと。
【歌詞引用】
1.
もずが枯木で鳴いている
おいらは 藁をたたいてる
綿ひき車は おばあさん
コットン水車も まわってる
→原詩との違い「泣く」と「鳴く」
"おいら"と"おばあさん"が居るようですね。
2.
みんな去年と 同じだよ
けれども足りねえものがある
兄(あん)さの薪割る 音がねえ
バッサリ薪割る 音がねえ
→原詩との違いはない。
みんな同じだけど、お兄さんが居ないようです。
3.
兄さは満州へ 行っただよ
鉄砲が涙で 光っただ
もずよ 寒いと鳴くがよい
兄さは もっと寒いだろう
→お兄さんは軍の一員として、満州に行かれたようですね。
鉄砲が涙で光った…涙は誰の涙なのか?
単純に読めばお兄さん?と思うけれど、"おいら"を中心に考えると、お兄さんのことを思って涙が出た"おいら"が家にある猟銃?とかが光ったのでは?という考え方もあるようです。(難しい…)
→原詩では「泣くで無え」、歌の歌詞では「鳴くがよい」、これは戦争時の国家体制の変化が現れている部分ではないか?という見方もあるようです。
◎( i _ i )
戦争が関係している曲だと、心が締め付けられます。
今も毎日のようにニュースで取り上げられている世界での戦争。
たくさんの人が亡くなっていますね。悲しいです。苦しいです。
一刻も早く戦争が終わりますように。
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