Steel Pan 珠(たまき)

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316曲目!今日入れて、今年も残り50日!

2023-11-12 15:55:00 | スティールパンで童謡唱歌
本日は遅いアップになってしまいました。
運転、レッスン、演奏などなど、バタバタちゃんでした☆

本日、私が作曲した黒駒勝蔵さまのイメージ曲を披露してきましたっ✨笑


後日、本日のことをブログに書きますねー!!!

*****♪*****

11月12日。
スティールパンで童謡唱歌(316)
『野ばら』
作詞:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
訳詞:近藤朔風
作曲:フランツ・ペーター・シューベルト


『野ばら』は、1789年に出版されたゲーテサンの詩のひとつで、たくさんの作曲家が曲をつけています。150以上あるそうですよ!

◎ゲーテサンが1771年にシュトラースブルグ(ストラスブール)に滞在していた時に書かれたもので、en:Friederike Brionという女性に恋をし、その女性に贈られたもの…だそうです。

中でもよく耳にするのが、
シューベルトサンとヴェルナーサン。

本日はシューベルトサンの野ばらを演奏しました。
シューベルトサン作曲の歌曲で、日本では近藤朔風サンが2種類の訳詞を発表しているそうです。
ひとつは、"野中のばら"。
もう一つは、"荒野のばら"。

知られている方は「野中のばら」の方だと思いますが、音楽教科書を通して広く人々に知られています。


【日本語訳詞(野中のばら)】
童(わらべ)はみたり 野なかの薔薇(ばら) 
清らに咲ける その色愛(め)でつ 
飽かずながむ 紅(くれない)におう 
野なかの薔薇 
手折(たお)りて往(ゆ)かん 野なかの薔薇 
手折らば手折れ 思出ぐさに 
君を刺さん 紅におう 
野なかの薔薇 
童は折りぬ 野なかの薔薇 
折られてあわれ 清らの色香(いろか) 
永久(とわ)にあせぬ 紅におう 
野なかの薔薇 


※きっと気になる方もいらっしゃると思うので、"荒野のばら"の詞も…!笑

【日本語訳詞(荒野のばら)】
童(わらべ)はみたり 荒野(あれの)のばら 
朝とく清く 嬉(うれ)しや見んと 
走り寄りぬ ばら ばら 紅(あか)き
荒野のばら 
われは手折(たお)らん 荒野のばら 
吾(われ)はえ耐えじ 永久(とわ)に忍べと 
君を刺さん ばら ばら 紅き 
荒野のばら 
童は折りぬ 荒野のばら 
野ばらは刺せど 嘆きと仇(あだ)に 
手折られけり ばら ばら 紅き 
荒野のばら 


◎歌曲『野ばら』は、『魔王』と並んでシューベルトサンの初期の傑作とされているそうです。


◎訳詞をされた近藤 朔風(こんどう さくふう)サン(1880-1915)は、原詩に忠実&歌いやすい訳詞で、西欧歌曲の普及に貢献したということでした。
筆名には「近藤あきら・羌村」もあったそうです。
『野ばら』の他に『シューベルトの子守唄』『菩提樹』『ローレライ』など多数の訳詞をされています。
近藤朔風サンの訳詞曲は、西洋諸国の名曲を児童・生徒に紹介するため、1950年代から教科書に掲載されたそうです。

◎スティールパンで童謡唱歌、次回は"ヴェルナー"サンの『野ばら』です!
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