2013年ゴールデンウィークの連休にお茶作りに初挑戦しました。かつては祖母が、数年前までは母がやっていたお茶作り、いつも近くから見ていたし、少々手伝いもしていたので、その記憶だけでも何とか出来るだろうと、まさに見様見まねで挑戦しました。楽観的なB型人間ですから、、。
右の画像は摘んできたお茶っ葉を選り分け、ごみを取り除いて準備完了といったところ。けど、お茶摘みという作業は予想以上に重労働、3時間で腰や背中がギブアップでしたよ。
次の作業が荒煎り。このお茶作りは釜煎り茶と言って、蒸すことをせずに大きな釜で煎って作ります。右の画像は1回目の荒煎りをして揉んだところ。結構強火でじゃ~っとやって、熱々の茶葉を揉んで丸めていきます。
この荒煎りは4回繰り返して、少しづつ小さく丸めるんですが、これも重労働、熱いし、茶葉がアック柔らかいうちに一気に揉まないといけないから大急ぎの作業。この時の茶葉は蒸したと同じ感じ。
荒煎りの後は弱火でひたすら水分を飛ばしていきます。常に混ぜながら、槇を継ぎ足しながら、4時間くらい続けます。
ここで大変なのは煙との戦い。そりゃあ煙いのなんの、涙が止まりません。そして、同じ体勢を続けると腰にくるので、立ったり座ったり、椅子の向きを変え、煙が来ない方へ移動したり、忙しいのなんの、やっぱり楽じゃなかばい。
これからもうしばらく、約20分位煎り続けます。さらに軽くなって、混ぜる時の音がチャリチャリとなるまで、もうひと頑張り。
これが出来上がり。翌日に撮った画像です。茶葉の表面に白い粉が付いたように見えます。
これが我が家伝統の釜煎り茶。なんと言っても香りのいいこと。ぬるめのお湯に少し長めに入れて、新緑の色になった頃が飲み頃。
初挑戦でいいお茶が出来ました。今年の経験をもとに、来年は倍の量を作ろうと思ってます。