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書道 直庵(筆耕所)

大瀬やな<那珂川>

那須岳を水源として
下野より常州を流れ大洗にて太平洋に注ぐ那珂川は
関東第三の大河にして関東随一の清流なり
秋になれば鮎の産卵期を迎へて川を下りいくを
川中に簀(す)を設ければ
川下り行く鮎を捕ふること易し
かやふにして鮎捕る場を「やな」といふ
那珂川の中流域には やなの数多あるも
茂木は大瀬のやなは其の規模
那珂川のやなの第一ときけり

鮎なればやなほどいやなものはなし 奮太

那珂川に入りて鮎釣る者の数多あり
長き竿を四十五度に掲げて川中に立つは
夏のかげろふ 蜃気楼のごとし



鮎を待つ竿軽々と持つ手かな 奮太




釣人を見る目涼しき百日紅(さるすべり) 奮太



*画像:2007.8.16 10:30 栃木県茂木町大瀬 大瀬観光やなにて
            
↑現在30位前後なり↑現在茨城1位なり
毎日一打頂戴すれば いと有難し 宜敷願上奉候

コメント一覧

あかひと
阿武氏
お晩にござる
さても
いと涼しき心地を味はひ頂くは
いと嬉し

八月二十日が記事は
氏の名に縁深き「阿武隈」を取り上げて
涼しき風を送りたれば
併せてご覧いただきたく
茲にご案内申し上げる次第に候

頓首
あかひと
幽黙氏
お晩にござる

>鮎は美しい

まさにさなり
魚に数々あれど
鮎は是 美しさ天下第一と予は見たり

>人も美しくありたいですね

をを
何と意味深き御言葉なる哉
まさにさなり
人 何をもちて美しといふべきにある哉

其 仙風道骨なると予はおもへるが如何?
あかひと
幸の助姫
お晩にござる
なか川はなかなかの川なり

嵐山の別称あるは
那珂川の常州に入りて御前山付近を流るるところなり

さても
全国各地に
○○の○○なる言い方あり

七月下旬に和歌山は那智を訪ねれば
「紀の松島」あり
八月上旬に山形は由良温泉を訪ねれば
「東北の江ノ島」あり


常州御前山は「関東の嵐山」なり
いと素晴らし
あかひと
健自偉氏
お晩にござる
今次また
味はひ深き御言葉の数々を賜るは
いと嬉し 有難し

>鮎の身にもなれって意味の歌でしょうか・・・

予 駆け出しの素人俳人なれば 
本格的なる俳句には程遠き駄句の連発なり
「鮎のやなものはやなやな・・・」
などと オヤジギャグを発しても
冷たき視線も物ともせず凝りもせずに作りたるものなり
改作すれば

鮎さんよ やなはやなのかおせーてよ 奮太

*おせーてよ=教えてよ,おせ:大瀬

>うらやなしいです・・・

実は 大瀬よりほど近き蕎麦店「まぎの」にて五合蕎麦を食せんと
鮎は食せずに大瀬を後にすれば
うらやなしいに非ずして 後悔やなー なり
阿武
いや~涼しそう。新潟にもやなは何箇所かありますがこんな立派ではありません。
幽黙

いいですねぇ
夏の風物ですね
各地の清流で
簗の鮎は
命の輝きとの触れ合いの場ですね
命の輝きと
命の儚さと
命をいただくありがたさと
命をいただかなければならない遣る瀬なさと
だからこそ鮎は美しい
だからこそ人も美しくありたいですね
お幸
うっとり
那珂川、涼しげですね
那珂川の涼風をいただいて今朝は猛暑が遠のきましたね
嵐山に似たところは、もう少し下流でしょうか?
鬼怒川は放流された鮎、那珂川は天然物だそうです
鮎釣りは那珂川に限る、と釣り名人がおっしゃっていました
健じい
立派なやなですね
http://blog.goo.ne.jp/youkaikokonokatouka
とても立派なやなにびっくりです。
那珂川の鮎はおいしいんでしょうねえ
炭火で鮎の塩焼きを食べたいです。

鮎の身にもなれって意味の歌でしょうか。。。
落ち鮎は正確には卵を産んで死んで流れていく鮎ですから、やなで獲れておいしくいただく鮎はまだ産卵まえのおいしい頃の鮎って事になります。。。

わたしは一度もやなの鮎を食べた事がないです。
食堂でいただくくらいです。
はい、行事っぽいのがちょっと苦手なのでしょうか。

あかひとさんはいただいたのでしょうか?
うらやなしいです。。。。

神秘な深い森から流れ出でる清水の川のやな鮎に
天然塩をまぶしたて炭火であぶって匂い立つ
自然の恵みの那珂川の茂木は大瀬のやなの獲れたて
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