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書道 直庵(筆耕所)

なじみ集 二


「しにゝ行くためにめしくふこじき哉」子規賛へたり寒山拾得 丹人

しにゝいく ためにめしくふ こじきかな しきたたへたり かんざんじっとく



明月やたゝかばちらん萩の川

稲妻にうちけされけり三日の月

狼の人くひに出る夜寒かな

秋に形あらばへちまやこれならん

行燈のとゝかぬ松や三日の月

十六夜のやねはとゝかずふじの山

一つ家は薄にくれてなく鶉

寒山拾得賛
しにゝ行くためにめしくふこじき哉







志尓ゝ行くため尓めしくふ古じき哉



 


*画像:なじみ集の写真  2009. 7. 3付け朝日新聞より




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コメント一覧

あかひと
幽黙氏
生く意味を問ふ句なりけり汝は今をいかに生くかと子規の声する 丹人

頓首
幽黙
http://blog.goo.ne.jp/kue-biko/
寒山拾得
良いですねぇ

人は生きるためにもの喰うわけですが
人は死するために生きていると
池波正太郎が書いていることを受ければ
人は死ぬためにもの喰うているわけですね

明日の死を正しく迎えるために
日々正しくものを喰いたいものです
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