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書道 直庵(筆耕所)

鬼燈

夏に取りしホオズキの萼 庵の口に飾り来たり 
けふ 外し見れば朱色そのままにして葉脈美しく浮き出でてをれり 
庵内の行灯に挿してみれば その朱 その脈 光を帯びて いとうつくし 
ホオズキに漢字を当てれば「鬼燈」といへども 鬼には見えず 
赤き顔して脈浮き出で 角もちたるがゆゑ かような名を当てしか
しばし 行灯の鬼燈にて秋の夜長を楽しまんとぞおぼゆる

コメント一覧

あかひと
徒然日記が主人殿
m-tamago殿 御来駕恭悦至極に存上奉候

かねて山桜姫より貴殿が舞露倶の紹介受けしに何度かお訪ねしたるが その高貴なる世界 予の狭量なる個綿吐にて汚せるは勿体なしと心得たる 以後宜敷願上候 頓首
m-tamago
はじめまして
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago
友部様、山桜様よりご紹介頂いて慌しくしており伺うのが遅くなりました。

風流で美しいブログですね。

ほおずきの灯り、なんともいい味わいです。この灯りの近くで秋の夜長、気の置けない仲間と徒然なるままに語り合えたら幸せでしょうね。

今後とも宜しくお願い致します。

あかひと
ほお~
山桜姫 いやー流石なり ご提示の舞露倶拝読致し候 ほお ほお ほお ほお と何度もうなずきにけり



ほおとうなずき 

ほおうなずき 

ほおなずき

ほおずき 

ありゃま 

ほおずき なり
山桜
網鬼灯
http://yamasakuran.seesaa.net/
 沢山の網鬼灯に豆球を入れて拵えた灯りを見たことがあります。 

とても幻想的なものでした。 これまた大好きなカラスウリでも

作れたらと思いましたが、酒徒善人さんがお好きな方の赤提灯に

なってしまいそうですね^^;



ホオズキにはとても興味があって、以前こんなものをブログに書いて見ました。



「ホオズキの名前の由来①」

http://yamasakuran.seesaa.net/article/6708855.html

「ホオズキの名前の由来②」

http://yamasakuran.seesaa.net/article/6800505.html



 お目汚しすみません…<( _ _ )>

あかひと
ほおずき
善人氏 ほおずきの色に紅葉を その形に蝋燭を見る氏の感性の鋭さここに見たり

「ほおずき」と打ちて栗ッ区したところ「ホオズキ」「酸漿」「鬼灯」と変換なる 国語辞典(昭和46年刊岩波書店)にてあらためれば「鬼燈」とある 予もはじめて知るなり
あかひと
もののあはれ
ep-mode氏 光と音に美を見出す氏の感性の高さここに見たり 



悠久の自然と儚い人生との対比の中に美を見出す感性 これ「もののあはれ」なり 



庭草に村雨ふりてこほろぎの鳴く声聞けば秋づきにけり (万葉集)



あきの野に道もまどひぬまつ虫の声するかたに宿やからまし (古今集)
酒徒善人
紅葉
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/
少しはやい紅葉のようですね。

蝋燭の形にも見えます。

ホオズキって漢字でこのように書くとは知りませんでした。

私も、秋の夜長の楽しみ方を考えてみます。

ep-mode
風流
http://blog.goo.ne.jp/ep-mode01/
ホオズキを光に透かして見る、しかもその光が行灯とはいいですねー。

秋の夜長を落ち着いた光が照らし、虫の音が断続的に聞こえれば、もう言うことはありません。
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